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07/06/2015

戦略うんぬんよりも

やっぱり「基本配送料無料」が大きいかと。
攻めるAmazon、矢継ぎ早に新施策(Yahoo!:SankeiBiz)。こらはもちろん日本(Aamzon.jp)の話なんですが、アメリカのAmazonも例えばドローンによる配送とか色々と考えていたりします。その辺の思考方法は似ているのかも知れません。・・・色々やってみる、という辺りは。
一方で既存店舗への影響とか。あるいは「おしなべて割引」ということに対する批判とか、その辺の問題もあったりしますが・・・。

ちょっと前、ネットが今のように普及する前の「通販」というのは場合によっては数ヶ月待つのは当たり前。配送料ももちろんプラスされ、さらに手数料めいたものもプラスされるので・・・よほどの事情がなければ利用しないものでありました(それでも諸事情あるケースでは大変に重宝されていましたが)。
それがネットの普及以降は。・・・当初は今のほどに「便利」というイメージもなかったんですが、ほんの少しの間に今のように「なくてはならない」存在になってしまったような観があります。

今でも一方面に特化した専門ショップや通常のネット店舗では「プラス配送料」が当たり前であります。ヤマトのメール便廃止によってやや影響が出ましたが、それでも、やはり。
・・・しかしAmazonの場合それが無料のことがほとんどで。つまり定価のモノをそのままの値段で買える、ということになります。これが・・・やはり大きいかと。実際の店舗で買うのと全然変わらない感覚で買えるわけですから。
もちろん「向くモノ」「向かないモノ」というのはかっちり存在していますが。自分の場合DVDとか楽曲・書籍、飲み物や調味料などは抵抗なく買ってますが・・・やはりサイズの気になる物品(最近だと可動棚)は・・・少し考えて買うようにしてます。つまりは「誰がどう見ても同じモノ」なら問題ないんですが、「何かの事情で違ってしまうモノ」はやはり向かないのかも、と。服飾とかやっぱり難しそうですし。

その辺の問題もあります。あるいはこれで実在店舗の今後はどうなる? とか。・・・でもここまで来てしまうとなかなか後戻りはできないでしょうし。そうなると・・・色々変わってしまう、ということになるかも知れません。今以上に。

01:18 AM | 固定リンク