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07/29/2015

六つめ

「第六の味覚」は「脂味」・・・米パデュー大研究チームが発見(Yahoo!:ねとらぼ)。甘味・酸味・塩味・苦味・うま味に続く六つめの味覚は「脂味」ということになるんでしょうか・・・。
甘味や苦味、となると実際に何か食べた時に感じることのできる感覚、という・・・ある意味かなり直感的な感触なんですが。「うま味」は食べたものの中に「アミノ酸」を感じることができる感覚、ということで・・・「脂味」は「脂肪(脂肪酸)」を感じることができる、というような解釈になります。

いわゆる「五感」のうちかなり限定的な感覚とも言えます・・・味覚。
人間の場合舌や口内でしか感じ取ることはできません(全身で味覚を感じ取れる魚とかそういうのもいますが)。その目的はそもそもは「危険察知」だったのではないか、と言われています。摂取しても大丈夫かどうか試すための感覚。
・・・まあ、五感てのは身体の外と中を繋ぐためのもの、という見方もできますんで。そういう意味では全部「危険察知」が本来の目的だろ、と言われればそれまでですが。
が、感覚には優先順位?みたいなもんがあるのも事実であります。ヒトの場合は視覚から、とも言えますが触覚は全身で感じることもできたりします。

その中でも「味覚」というのはある意味最も本来の目的から離れてしまった・・・と言えるかも知れません。現代の人類ならば「危険察知」よりも「美味しいもんを選ぶため」に味覚を使いそうな。そのため実際には七つめ八つめもあるのかも知れません。・・・いや、数で分けるもんでもないのかも知れませんが。
ところで。
コレ・・・「あぶらみ」「あぶらあじ」とでも読むんでしょうか、日本語では? 欧米では油を意味する「オレオ(Oleo)」と味覚を意味するラテン語の「ガスタス(Gustus)」を組み合わせて「オレオガスタス(oleogustus)」になってるようなんですが・・・まさか「しみ」ってことは・・・ないでしょうし。

03:02 AM | 固定リンク