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07/30/2015

だらっと近況報告クワガタ 7/30

今年最後じゃなかったみたいで・・・。
前回の「7/4」の時に「幼虫だかサナギだか」と言ってたコクワが羽化してました。・・・ほとんどのは外から見える位置でサナギになってたんですが(逆に地表で羽化したのもいましたが)こいつは奥の方に蛹室?っぽいのが見えてサナギ?っぽいのがあって、それ以降羽化したんだかどうなんだかも判明できませんでした。
それが日付的には昨日、どうも羽化してるっぽい? ということで掘り出しを行いました。
これがコクワガタは本当に今年最後の掘り出しとなります。

さらに去年メス殺しがあって以降、放っておいたノコギリクワガタの産卵セット。そこからまさかの三頭の幼虫を発見。春前に飼育ビンに移していました。・・・ノコは羽化まで1年程度の「一年一化」ではなく2年ほどかかる「二年一化」が多い、とのことだったので来年に羽化なのかな、と。さらにノコは羽化してから一年ほど土中で過ごしてから(もちろんエサも食いません)改めて次の夏に出てきて活動開始するので、じゃあ、来年のさらに次の年になってからかなあ・・・と思ってたんですが。
それが・・・一頭羽化。さらにもう一頭は前蛹状態になってます。問題は残り一頭で。・・・外から全然見えない、という・・・サナギになってるのかそれとも・・・?

左がコクワで、右がそのノコであります。
Dsc00996_11
コクワ27.9mmでノコ31.5mm(実は親メスや購入メスより大きい)。いつもならコクワは激しく動き回るもんなんですが、こいつはやたら静かでありました。ほとんど動かない。今までの中で一番おとなしいかも知れません。ノコの方は明らかにぼおっとしていて小型ケースに移した後も(コクワはさっさと潜っていったのに)しばらくぼおっとしてました。やはりまだ動きは鈍いようであります。
・・・そんなわけで撮影もカンタンなはずだったんですが・・・なんか今回はうまくいきませんでした。ピンボケや光量不足ばかり。自然光があまり入らない時間帯だったせいかも知れませんが。

見ての通り両方メスなので比較してみると・・・やはりノコの前足の形状が目につきます。
クワガタのメス、というのは結構判別が難しく、特に日本産はアカアシクワガタとかミヤマクガワタならともかくコクワガタとヒラタクガワタやオオクワガタとか。ノコギリクワガタはやや赤みがかるんですが、それでも生粋?のムシ屋ではない自分には判断が難しかったりします。
それでも「コクワのメスは前胸部にツヤがある」とか「ノコは前足の幅が広くてずんぐりしている」なんてのはたしかにそう見えるもんであります。結構印象が違う、と言うか。

・・・産卵方法の違いもあるのかなあ、とシロウト考えですが。
ノコは「マット産み」と言って基本的に卵を産卵用マットに産みます。対してコクワは「材産み」と言ってシイタケのほだ木などの朽木の産卵木に産みつけます。自然界ではどうなっているのか分かりませんが、朽木に直接産むかそうでなくてもいける、ということなのかそういう違いかも知れません。ノコの幼虫は朽木を食べない、というわけではありませんし。
ただ、メスの前足が明らかに「潜っていきやすい」形状なような、そんな気がする・・・ということであります。

三年前に購入したペアはこの間オスメス共に落ちました。これらの子供(?)がここまで増えてます。・・・あんまり増やしすぎるのもどうかと思うので制限はしてますが・・・どうなるのかなあ、と。コクワは次は幼虫を探す「割り出し」を来月以降にやる予定ですが、ノコは去年購入してたペアが産卵したのでこれもしばらくしたら産卵セットをバラして、さてどうなるか・・・。
まあ、まだまだ何かありそうであります。季節的に今だけ、というもんなんですが。

02:05 AM | 固定リンク