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06/30/2015

ようやく「指針」

こういうのはどうしても遅くなるもんなんですが。
総務省が指針、「ドローン」による映像の撮影「住宅はNG」「被撮影者の同意を得ること」(Yahoo!:Impress Watch)・・・よく考えてみりゃ結構あたり前なことなんですが。ただ、リアルタイムで配信する時には「住宅地周辺を撮らないように」というのは・・・まあ、まだ「指針」の段階なんで罰則とかそういうとこまではまだ踏み込んでないわけですが。
ただ・・・ようやっと「指針」かい、と。ドローンの一般向け発売なんてのはすでに始まっててすでに「ドローン」という1ジャンルにまでなっているのが現状なんですが・・・まだお高いですけど。

ドローンとはそもそもは自律飛行できる小型飛翔体、みたいな意味合いで。そういう意味では↑のドローンはヒトが操縦しますから(ある程度の自律制御はできるのでしょうけど)ドローンではない、という見方もできます。
が、すでに「ドローン」が「小さな飛行物体」的な意味で市民権を得ている現在、リモコンでも何でも飛んでりゃ「ドローン」か、と。
・・・実はドローン(drone)とは「オスのミツバチ」の意味で。あ、飛ぶからそうなのか、と言うとそうではなく。働きバチがメスなのは結構前から知られていて、しかし飛ぶことのないオスが巣の中にいる。これを「ドローン」と呼んだ・・・ということのようであります。つまりあんましいい意味ではない「怠け者」的な解釈だったようで。
それがなんで小型飛翔体に・・・と言うと。
もう一つ、ハチの羽音「ブンブン」をドローンと呼ぶんだそうで。自動詞として使うこともあり・・・そこら辺から「飛び回るモノ」的な意味合いになった・・・ということかも、とのことであります。
SFでは結構前から「ドローン=見張りの小型飛行ロボット」という位置づけではありましたが(アニメ「無人惑星サヴァイヴ」とか)・・・感覚的?にはこっちの方が強いのかも知れません。

ところで。↑の指針は「カメラ積んで画像や動画を撮るドローン」が前提なわけで。実際には運搬に使えるようなのも出回っていたりします。・・・まあ・・・見た目では判断付かない場合も多いかと思いますが。
今後そこら辺まで「規制」が入るのか、それとも今後はそっち方面もやるのかどうか、とか。いずれにしても・・・まだちょっと時間が必要なようであります。

12:22 AM | 固定リンク