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06/25/2015
増えすぎると
何でも不安材料になるものですが。
黒い羽の水鳥・オオバンが琵琶湖で急増・・・中国からの「移住」か(Yahoo!:産経)。なんか見出しに恣意的?なものを感じないでもありませんが。「オオバン(大鷭)」というのはたしかに黒い水鳥で、基本日本では冬鳥なので、まあ、間違ってはないのですけども。・・・でも西日本では留鳥だったりするし・・・渡る方面も色々あったりもします。
→オオバン(Wikipedia)
東日本だと上野の不忍池にもいたりします。去年の春先に「カモを撮りに行こう」と思って行ったらオオバンばっかりだった・・・とかそんなこともありました。
大きさはハトよりちょい大きい印象。カラスほどもないかな?くらい。
特徴は白い「額板」というやつで、クチバシから額を覆うように「白い板」があります(普通?のバンはこれが赤い)。そして・・・「弁足」これは水鳥によくある「指と指の間を膜が覆っている」という「水かき」ではなく・・・「指ごとに膜がくっついている」という形状だったりします。
オオバン(バンも)の場合は指の関節を意識している?ようなカタチなので・・・なんだか泳ぐのヘタくそに見えます。しかしこの形状のおかげで蓮の葉の上を歩いたりすることもできるようです。・・・いや、オオバンじゃ無理かなあ・・・バンの方が小さいから、こっちなら問題なさそうな。
この「弁足」実はカイツブリの仲間も装備?してたりします。が・・・こっちは明らかに泳ぎに適していて指をそれぞれ覆うような形。細かい調整がしやすそうで、実際カイツブリは非常に巧みに潜水してエサを得ています。
これが琵琶湖で増えている・・・ということで。しかし・・・こういうのは結構変化がありそうな気もしています。実害的なものも今はそれほどないようですし。もっと長いスパンでじっくりと見守る必要があるんでは、と。
・・・でもそんなこと言ってて「被害」が拡大、とかそういうことになったらそれはそれで困る話でありますけども・・・?
07:49 PM | 固定リンク