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06/17/2015
だらっと近況報告クワガタ 6/17
日付的には昨日、コクワガタの成虫を新たに掘り起こしました。
まずはメス2頭。29.0mmと・・・
28.4mm。かなりイキがいい?と言うか何と言うか。掘り出した直後はぼおっとしてたんですが、しばらくすると勢いよく動き回り始めました。
さらにメス2頭・・・。
30.0mmと
26.5mm。こっちがひっくり返っているのはネタでも何でもなく。掘り出した直後から元気に走り回り出して、じっとしていないため止むなくこういう措置、となりました。逆に上の現在飼育下で最大クラスのメスはおとなしいもんで・・・やや心配になるほどでありました。
しかしまあ、みんなきちんとした蛹室を作ってました。こないだ掘り起こした「蛹室作らずに羽化したメス」には一体何があったんでしょうか・・・? やっぱり用土とか湿度とか条件が気に食わなかったのかな・・・?
そして・・・こないだから気になっていた「最大クラスのオス」も掘り起しました。
計ってみると・・・49.1mm。何度か測り直してみたんですが、5cmオーバーとはなりませんでした。こいつもなんとなくおとなしい、と言うか物静か、と言うか。泰然、としたもんであります。
ところで。
↑オスの上翅が赤っぽいのは羽化を確認してからまだ5日ほどしか経ってないから・・・なのかどうかは分かりません(もちろん羽化を確認した時は全身真っ赤だったんですが)。もしかしたらこういう色のまま、ということなのかも知れないのですが。
ただ、この色・・・購入したワイルドのオスに近いものがあったりします。
前にも述べましたが、購入したペアは野生採取個体。メスは別のオスとすでに交尾していた可能性があります。つまり、ペアとして購入はしてますが、このオスが仔たちの本当の父親かどうかは分からない。・・・実際、二年一化組のオスはなんとなーく親オス?と雰囲気が違うような、とちょっと前にも書いた通りであります(アゴの形とか内歯の位置とかも)。
しかしこのオスは初の一年一化組だったりします。・・・親ペア公式?に交尾後の仔、ということに・・・なるんだろうか、と。
複数のオスと交尾すると仔はどうなるのか? 混ざることはない、というのが一般的であります。「異父同母」同士が同時に産卵されることはまずない、と。
調べてみると「先に交尾した方が優先」「後に交尾した方が優先」という二つの見方が出てきます。そしてメスは一度交尾すると数年は産み続けられます(オスの精子を体内にストックできる、というのは他の昆虫でも見られる事象であります)。そして・・・こんな見方もあります。
・・・ストックしてある精子がなくなるか、大幅に減ると後で交尾した分が現れる・・・。
今回の「印象のズレ」はこのことなのかなー・・・と。が、きちんとした実験でもないので確証はありません。仮説とも言えない、ただの「考え」であります。こういうことはかっちり100%こういうことだ、と決まりきっているわけでもないでしょうし。状況や条件によっていくらでも差異は生まれるもんであります。
できたらそのうち比較でもやってみようかと思ってます。個体差というのは思っている以上に大きいようですし。
01:50 AM | 固定リンク