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05/21/2015

幼稚・・・?

ヒット曲の歌詞は小学生レベル・・・アメリカ(Yahoo!:AFP=時事)。「分析には、1文の長さ(1文当たりの平均単語数)と単語の長さ(1単語当たりの平均音節数)から文の易しさを数字で表す評価指標フレッシュ・キンケイド(Flesch-Kincaid)などが用いられた。」(「」内↑元記事より引用)つまりは一文あたりの単語の「濃さ」を指標にした、と、そういう意味合いかと思われます。音節数ですからどれだけ複雑な単語を使っていたか・・・と、そんな感じでしょうか。
日本語と英語だと単純に比較はできそうもないですが・・・。
そういう意味での「幼稚」な、でも売れてる楽曲てのは個人的には「スゴイな」と思ってしまうのですが。

「できるだけ平易な表現を目指す」というのは一つの目標でもあります。・・・「平易」と「単純」はまたちょっと違うもので、例えば「美しい花」という表現だと「単純」ですが・・・「赤い花びらが五枚あって中心部が茶色の花」となるとやはり漫然、としてしまいます。これを「血を思わせる赤い花」とか「悪夢で見たことあるような赤い花」とかそういう表現にするとちょっと違ってきます。・・・これを「平易」か、とするのはなんかかなり違うような気がしますが。自分の力量ではそこまで表現できないような。

・・・誰にでも受け入れられる表現を目指す・・・。
そういうことかも知れません。が、そうなると「音節数がいくら」としていくと「幼稚」ということになってしまうと思われます。・・・まあ、だからどうだ、ということでもないんですが・・・。
いや、なんか・・・「ムズカシイ本さえ読んでおけばいい」とかなーんかそういう論調に似ているな、と。エンターテイメントなんてそんなに肩肘張るもんでもない、と思うのですが。楽曲聴いて単語を覚える、というのは外国語の勉強法の一つではあるのですけれどネイティブの人には関係ない話になってしまいますし。楽しめればそれでいいんじゃないの? と。

02:07 AM | 固定リンク