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05/13/2015

もう少し待ってみよう

科学捜査に新たな「指紋」? 体内細菌群で個人特定(Yahoo!:AFP=時事)・・・そう言えば「もやしもん」で似たような話がありましたっけ。菌の見える沢木が常在菌をちらっと見ただけで「あの二人付き合ってますね」とか「特定」しちまう、という・・・。
そこまでカンタンなものではないようですが。しかし体内の細菌群のDNAを特定することから個人をも特定できるかも・・・というのはあながち無理な話ではないような気がします。

一体ヒトの体にはどんだけの細菌などの極小の生物がいるんだろう・・・。
テレビなどで「減菌」「除菌」などのCMがよく流れてくる季節になってきましたが、食器とかテーブルとかの前に自分の体の細菌を培養してみた方がいいんじゃないの? とか思ってしまいますが。・・・まあ、清潔に保つための商品のCMですからまずはそれっぽい場所?がどんだけキタナイか、というところから始めるのは分からんではないのですが。実際、口の中へ入る可能性は高い場所ばかりなわけですし。
・・・ちょっと前に「キーボードって本当はキッタネエんだよ」的な話があったりしましたが・・・どっか一か所だけ「滅菌」しておいてそれでOKというのもどうか、と。完全に「殺菌」できたとしてもそれが永続するとは限らんわけです、これだけ菌が無数に存在する地球上では。

しかしそれだけ多いということは様々なパターンがある、ということであります。人間個人個人にとって「固有のパターン」的な配列、と言うかDNAパターンなりがあってもおかしくはないわけです。
・・・でもそれにはまだ正確さが不十分なのかも、と。細菌群のDNAを調査、ということはどこかで細菌群に入れ替えなどがあったらそれはそれでまた違ってくるわけですし。
腸内の方が皮膚より正確さが高い、というのも・・・だったら指紋でもいいんじゃないか、とかそういう話になりそうですし(条件や場合によって違ってきますが)・・・もう少し技術の進歩を待った方がいい技術・・・なのかも知れません。

01:41 AM | 固定リンク