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05/08/2015
キッドの財宝
本当にあったのか・・・さて。
海賊キャプテン・キッドの財宝発見か、マダカスカル沖(Yahoo!:AFP=時事)。キッドの乗船の一つであった、とされる「アドベンチャー・ギャリー(Adventure Galley)号」とされる船を発見、さらに銀の延べ棒も多数発見、ということであります。
→ウィリアム・キッド(Wikipedia)
よくある「海賊」のイメージとは若干違うものだったりします。キッドは元々は「私掠船(プライベーティア)」でしたが・・・後にホンモノ?の「海賊」へと転身していきます。
「私掠船」というのはあまり仲の良くない、戦争状態にあるような国の船に対して「海賊」を働いてもいいよ、と自国から認められた船で・・・某SFでも有名であります(自分も昔ちょろっと書いてましたが・・・そういうの)。「海賊」というより「雇われ兵」的な意味合いが強いものでもありました。何しろ奪った金品は国と分けないといけないのですし。
アメリカ独立の頃はこういった連中が束縛を逃れるために南下して「カリブの海賊」となっていった・・・という話もあります。
名前としては今でも有名なんですが、「キャプテン・キッド」しかしやはり「海賊」と言うと自由を愛する海のならず者・・・とかそういったイメージが強いもんでありますが、実際には犯罪者として処刑されているわけです。・・・当時はどんな風に受け止められていたんだろう、一般的には・・・?
これまでは「キッドの財宝」なんか存在しねーよ、物語の中だけだろ? ということになってたんですが・・・17世紀のことですし。本当のところは分からんわけで。正式な調査結果が出て本当のところが解明されて当時のことがもっとよく分かるといいな、とは思うのですが・・・やはり有名どこですから何かどっかから色んな何か?がありそうで、ちょっと心配?ではあります。
さらに「一方、国連教育科学文化機関(ユネスコ、UNESCO)は直ちに、財宝探しのために貴重な遺跡を損傷した恐れもあるとして、クリフォード氏の財宝探しの手法を批判した。」(「」内↑記事より引用)というのは・・・一体どんな手法とったんんだクリフォード氏・・・。
05:01 PM | 固定リンク