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04/04/2015
いつから楽しむ
人類最古の「楽器」動物の仕業だった(Yahoo!:ナショナルジオグラフィック日本版)。たしかに実際に「楽器」として使っている姿を確認できない限りそれが「楽器」である、と断定できない場合もあるわけであります。
↑の場合は穴の開いた骨なわけですし。
いくら規則正しく開いていた、としてもそれを「楽器」として使っていたかどうか、となるとまた違った問題になってしまうわけです。
ただし、↑で冒頭のネアンデルタール人のケースではなく、現生人類の「最古の楽器」として紹介されてる方は・・・明らかに人為的に加工された跡があるわけで、そうなると少なくとも何らかの「道具」であったことは間違いなさそうであります(もちろんそれが「楽器」か、となると・・・)。
しかし「最古の楽器」が「笛」というのはちょっと意外だったりします。てっきり打楽器的な何かか、と思ってたんですが。あるいはそういうのもあったかも知れませんが「遺構」として残っていない、とか。その辺の石や木を叩いてた、ということならそれが「楽器」だったかどうか、なんてのはほとんど分からんわけですし。
「楽器」である、ということが分かる形状だと「笛」が一番そうと分かりやすいからなんでしょうか・・・。
同じようなことは「文章」にも言えます。「現存する最古の文章」と言うと・・・「文字」というくくりならいくつか古代文字的なものが出てきますが、これが「伝え語り」も含む、となるともう分からないわけです。伝承として現代まで伝わっているものも多数あるのですが、それが正確に「いつ」からあるのか・・・というのは全然分からないわけで。
・・・そうなるとエンターテイメントの起源、というのはなかなか難しいものかも知れません。確たる証拠がほとんどないわけですから。・・・まあ、そういうのはあまり関係なく楽しめればそれでいいのでは、と言われればそれまでなわけですが。
02:18 AM | 固定リンク