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02/07/2015
ヒル・・・飼いますか?
中川翔子、ヒル飼育を紹介・・・番組ロケで病みつきに(Yahoo!:デイリースポーツ)。分からんでもないんですが「ヒル飼育」・・・でもフツーの人からしたら結構引かれるんだろうなあ・・・。
医療用ヒル、ということで国産(つまり日本産)かどうかは分からんでのですが。・・・「医療用ヒル」でちょろっと検索かけてみたらリトアニア?っぽいところのサイトが真っ先にヒットしたんで、そっちかなあ、と。国内産のヒルは水棲のが2種、陸棲のが1種、主に血を吸うことで知られています。しょこたんのブログでは水に入れてたんで水棲の・・・いやしかし医療用として販売、ということは外国産の水棲ヒルかなあ、と。
なんで医療用かと言うと、ヒルは血を吸う時に血が固まらないようにそういった成分の物質を分泌します。さらに感覚を鈍らせる麻酔のような成分を出すこともできるので、血を吸われ始めても気づかないことが多く・・・気づいた時には血だらけ、ということも多々。
この「血が固まらない成分」というのが再び医療で注目されている、ということであります。
「瀉血(しゃけつ)」という医療行為があります。体内の悪い血を出す、ということでわざと皮膚に傷をつけて血を出します。「シーボルト瀉血図」というシーボルトが日本で瀉血を行っている絵が残っていますが、腕からモロに血を噴いてます(ややオーバーに描いてる絵ですが)。
かの勝海舟も「悪血(おけつ)抜きのため」に小刀を持ち歩いていたとか。悪い血を抜くことで健康になる、と信じられていたようです。
ただ・・・この行為、現在の医療では推奨されていません。むしろ雑菌が入る恐れがあったりあんまり意味ないのでやることはまずない行為なんですが。
が、近年になって逆に肩こりに効く、とか、ヒルに血を吸わせても雑菌は入らない(一種の殺菌効果があるとか)という調査報告もあって「医療用ヒル」に対する注目が集まりつつあります。
そういう意味でも「ヒル飼育」というのはアリ、かも知れんのですが・・・。
血を吸うタイプのだとエサはやっぱり自分自身か・・・検索したらそこで結構困ってる?例が多数・・・まあ、かなりの絶食に耐えるので一年に一回くらいでいい、とかそんな話もありますが(実はヒルは全部が血を吸うわけではなく、ミミズを捕らえて食う、なんてのもいます)。
・・・自分もクワガタ飼ってますがこれはまだ他人に受け入れられそうなんですが・・・成虫なら(幼虫の話になると結構引かれます・・・)。
ヒルかあ・・・別に引いたりはしないんですが・・・飼おうとまでは・・・ちょっと・・・。
02:04 AM | 固定リンク