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02/05/2015

夜間飲酒禁止

公共の場では、ですが。
シンガポール・・・PM10:30~翌朝AM7:00まで公共の場での酒類販売・飲酒を禁止する法律を議会で可決(Yahoo!:SankeiBiz)。違反者には1000シンガポールドル(約8万6790円)以上の罰金または最長3カ月の禁錮刑、とのことであります。
・・・とは言っても過去にアメリカであった「禁酒法」のように酒の販売は全部ダメ、とかそういうのではなく(あれはマフィアの資金源を断つのが目的でしたが)。飲んで騒ぎすぎて犯罪、ということがあるため公共の場では禁止する、ということであります。自宅はもちろんホテルの部屋の中とか認可を受けたバーなどなら問題なし、とのことで・・・観光業にもそれほど影響はなさそうな印象ではあります。
・・・まあ・・・うがった?見方すると「バーで一杯やって街中で暴れたらどうなるんだ」とかそんなんもありますが。そういう場合は↑の法律ではなく普通に「暴れた」ことに対して取り締まるだろうなあ、と。しかもそういう事件の件数もこれで減ることになるのでは、と。

シンガポール、とのことでこれが日本なら、と考えてしまうのですが。
一頃のように「酒が入ってるから・・・」と何でも(そこまでは行きませんか)OKというような風潮は変わってきているように思われます。が・・・場所によってはまだまだ甘い一面も残っているのが実情であります。
そこで「夜間飲酒禁止」とやってみる・・・。
・・・ちょっと無理かなあ、というのが個人的なとこであります。シンガポールはかなり前から観光立国として街の景観保護などに力を注いできた過去があります。その流れでの「禁酒」というのでまだ受け入れられるかも知れませんが、日本の場合は・・・ちと。そりゃあ無理やり押し通したら定着はするかも知れませんが、何らかのカタチで歪みが出てくるんじゃないか、とか思ってしまいます。
例えば自室内での飲酒はOKということなら「飲酒部屋貸し」みたいなのができて、そこからちょっとヤバい方向へ・・・とか。
いずれにせよ、日本ではちょっと無理っぽい話なのかも知れません。

実は↑記事読む前は「あのWHOのアレかな・・・」とか思ってたんですが・・・世界的な禁酒。「禁煙」に続いて「禁酒」を健康面の方向からWHOが提唱している、という話はちょっと前からあちこちで出てきていたのですが。
・・・たしかに犯罪面から、というのも・・・あるのかなあ、やっぱり。そこから「世界的な禁酒の流れ」・・・さて・・・?

02:18 AM | 固定リンク