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01/06/2015

書店がない!

でもコンビニに雑誌や本はあるんでしょうか・・・。
「書店」がない自治体は全国で4市を含む332市町村(Yahoo!:毎日)。これに対して「活字文化は日本で廃れ行く一方だ」あるいは「書籍を扱うのは本屋だけじゃないから」と見るか、その辺は様々かと思われます。日本独自の「本屋システム」に対しても色々あるところですし。
・・・「消滅可能性都市」と重なる自治体が多い、というのも・・・そりゃあ、本屋がなくなるくらいですから商店の流れ的にも小売店が消えて行っていそうですし。「7割強」という数字も「多い」と見るか「そんなもんだろ」と見るか、ということにもなりそうな。

ただ・・・選択の幅が狭まるのはなあ、と。
「本屋で本を買う」もしくは「見る」の最大の利点は「迷える」ことであります。最初から「あの本を買おう」という場合なら別にネットで買ってもいいわけですが・・・なんとなくぼんやりとあーいう感じのこーいう本が、いいなあ・・・という場合は目に入る件数が限られるネットより本屋の方が断然楽しいもんであります。意外な発見があることもありますし。
・・・だから自分の場合、あえて本屋に行かなかったりします。新古書店も同様な理由で。・・・買いすぎてしまうのです。どれもこれも面白そうで。住居やサイフのキャパシティ、という問題ももちろんあるのですが・・・際限なくなってしまうので・・・決まった本だけを買えるネットがある意味ありがたかったりします。

しかしこれは自分の場合であって。あまり本を読まない、活字に触れる機会の少ない人、ということになるとあの膨大な量の活字情報に触れられなくなる、というのはもったいないかも・・・と。選択の幅が減ってしまうわけです。
もちろん今後何らかの「変化」でもってさらに巨大な情報量に触れ合うことができるようになる、という可能性もゼロではないのですが。それでも現行で触れられる機会が減ってしまう、というのは・・・やはりもったいない話ではあります。

01:11 AM | 固定リンク