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01/27/2015

勤務時間外まで

となるとさすがに行き過ぎになりそうですが。
リコーの「全面禁煙ルール」法的に問題はないのか?(Yahoo!:弁護士ドットコム) 「タバコの害から身体を守る」という意味では法的に問題ない、ということですが・・・なんか↑記事の弁護士センセイは喫煙行為に対してあまり好意を持ってないような、そんな気もしますが・・・それでも法的にはたしかに問題ないと思われます。
ただ、「あくまで嗜好品」と言うのなら誰でも楽しむことができるわけで。しかし法的に一部規制はある、というのが現状の喫煙行為なわけです。

これが違法な薬物とかなら「全面禁止」でも誰も文句は言えませんが。
現行、法的に「喫煙する」ことは認められているわけで。ただし「喫煙によって誰かに害を与えること」を防ぐことを推進することを団体側がやらないといけない、ということかと思われます。そのためには喫煙する場面を減らし、喫煙者の数を減らす、というのが最も効果的であります。
ただ・・・「法的に決まっている」と言われてもどこまで守るのか、となると・・・これはまたちょっと違った問題になりそうな。

例えば「信号無視」というのがあります。ちょっと前の日本人はみんな信号を守っていた、クルマ一台通らない道でも赤信号を守る奇妙なまでに律儀な民族・・・と言われてましたが、最近はそうでもない印象もあります。
が、当たり前ですが「信号無視」は法的にノーなわけです。でも、取り締まりはほとんどされていないので事実上野放しではあります(似たようなのに自転車問題もありますが)。
喫煙に関しても。例えばリコーの社員が明らかに勤務時間内にどっかの喫煙所で一服してた、として・・・誰が取り締まるのか、となると。その場で誰かが、ということはまずありますまい。匿名の投書的な指摘が・・・とかそういうことにならないと処罰的な何か、というのは難しいわけです。

・・・リコーの「全面禁煙」というのは今後の社会の方向性を見据えて、という見方もできます。今後喫煙人口が減っていくのは間違いないわけで。そういった「禁煙社会」への適応として・・・という、そういう見方もできます。
一つの指針的なものとしての「全面禁煙」というのもアリかと。
ただ・・・個人的な感想では「ちょっとやりすぎかなあ」というとこだったりします。でも「勤務時間内」なら仕方ないかなあ、とも。これが「オフもダメ」となるとさすがにどうかな、とは思いますが。

01:26 AM | 固定リンク