01/21/2015
なかなか無理っぽい
自転車の危険運転、違反2回で講習義務付け(Yahoo!:TBS系)。・・・個人的に正直なとこですと・・・そんなに違反してる奴が素直に講習とやらに来るもんかなあ、と。そういった書面を示しても「ふん」とか鼻先で笑ってそれっきりだと思いますが。
少し前からの道交法改正から自転車の「規制強化」は進んでいます。例えば「歩道走行」は原則として禁止で、車道を走ると危険な場合や年齢によって可、と言う風に。ヘッドフォンや携帯などの「ながら走行」も禁止。カサさすのも禁止されています。・・・当たり前ですがそれ専用車両でなければ二人乗りも禁止。
なんですが。実際、警察官の人の「そこの自転車・・・」という呼びかけも増えてはいるように思いますが・・・結構な時間「自転車は道交法の適用範囲外」とか思い込まれていたのか、実情としてはあまり変わっていないように思われます。
↑の禁止事項の前に「信号無視」とか「夜間無灯火」は当たり前にみんなやってます。若い人だけではなく幅広い年齢層で。・・・守ってる自転車を探すのが難しいくらいに。
これは世代交代、つまり時間が経たないと守るようにはならんだろうなあ、と。今の子供ではなく、その親、さらにその親の世代からこうなってるわけですし。今から「教育」していっても今の子供が最低限親になる辺りまで待たないといけないでしょうに。
だから、今回の「講習義務」にしても、こんなもん意味ないだろ、と切り捨てるつもりはないんですが・・・そもそもそういった違反に対してキップ切る場合ってどれくらいあるんだろうか、とか。「2回」ということは記録が残ってないといけないわけで、実際にどんだけ切ってるんだろうなあ・・・と。
やるんだったら徹底的にやった方がいいわけです。自転車の免許制を進めるのも一手ですし、さらなる厳罰化を目指す、という手もあります。
現状では「自転車は何やってもいい」ということになっているのです。・・・法律があっても守られなければそれは法律なんかないのと同じなわけで。今まで数十年間ほったらかしにしてきたツケでもあります。・・・そしてそれを是正するためにもやはり数十年間かかってしまうものなのではあります・・・。
01:02 AM | 固定リンク