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01/19/2015
やや過剰
・・・やや、ではないかも。
児童書に「ブタ」の文言使用は侮辱的?(AFPBNews) イギリス・オックスフォード出版局の児童書向けのガイドラインに「ブタ、もしくは豚肉やソーセージなどの文言を使用しないこと」といった内容が・・・と。
理由はイスラム教徒やユダヤ教徒に配慮して、ということなんだそうで。
・・・さすがにそこまでする必要あるのか、と各方面から批判が相次いでいる、とのことであります。
例のパリでのシャルリー・エブド紙本社襲撃事件を受けて、ということですから作家やその関係者を守ろうとして・・・ということなのでしょうけど、やや、いやかなり過剰な反応ではあります。・・・そういうこと言い出したら養豚業者はどうなる、とか色々出てきます。
ユダヤ教では「ウロコのない魚は食べてはいけない」という戒律もあります。そのためウナギを食すことを禁じていますが、その辺はどうなるんだ、とか。
宗教に限らずそういった方面への「配慮」はもちろん必要ですが度が過ぎてしまうと・・・さすがに。
パリの件もあれはテロであって「宗教活動」ではないわけです。やっていいことと悪いこと、というのはどこのどんな世界にも存在しているわけで、どんな理由であってもそれを無視していい、ということにはなりますまい。
・・・でも怖いものは怖いわけで。こういった方向への影響は・・・今後も続くかと思われます。
10:20 AM | 固定リンク