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12/18/2014

どの辺まで

「虐待」か「愛情」か。
アメリカ・ニューヨーク州がペットの「入れ墨」「ピアス」禁止へ(Yahoo!:ロイター)。「当然だ、ペットにそんなかわいそうなことしちゃいけない」と思う方も多いかと。自分もそう思いますし、昨今の「ペットへの歪んだ愛情」というのも感覚的にちょっと受け入れられない方であります。・・・なんで服なんか着せるんだろう、そのままが一番キレイでかわいいのに。
ただ・・・これを「虐待」と思ってない人も世の中には存在してるわけです。ペットをよりキレイに見せるために入れ墨やピアスをするのがなんでいけないの? と。

そういう人たちの言うことなんか気にする必要はない、というのも一理あります。
が、全部をそうやって「固定化」しちまっていいもんなのかどうか。・・・ちょっと前にとある人のツイートで「君が気に食わないと思っている人間が、誰かにとっては大切な人なのだ、ということを忘れてはいけない」という意味のものがありました(直接の引用はあえて避けますので・・・いささかニュアンスが違っているかも知れませんが、ご了承を)。
・・・全ての人間の意見を取り入れることはできません。が・・・ハナから「ダメだ」と切って捨てるのは・・・どうなんだろう・・・。

ただ・・・コレ、当のペットがどう思っているのか分からない、というのが一番の問題だったりします。ある程度の意思表示をヒトは汲むことはできます。が、全部ではない。
ここで「あたくしのワンちゃんだから絶対気に入ってるはずザマス」的なことまで言われてしまうと・・・さすがに「おいおい」と思ってしまいますが。でも本当のことは分からないことに違いはないわけで。そうなってくると・・・誰のための法なんだろう、とかそんなことまで思ってしまいます。ただ単純に周囲の人があまりいい気分にはならないから、ということでの禁止令なのかも、とか。

動物愛護のための法律は日本にもあります。ゆくゆくは↑こういうカタチになっていくかも知れませんが。どこまで、どの辺まで、というのは・・・結局正確には分からないもんなのかも知れません・・・。

12:07 AM | 固定リンク