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11/06/2014
後からいくらでも
ピントも絞りも後から自由に変更可能「LYTRO ILLUM」発表(マイナビニュース)。「画像を撮る」というより「画像データを撮る」といったスタンスなのでしょうか。現在でもある程度は「編集」できますが・・・ここまできるわけではないですし。
・・・考えようによっては全然別の画像を生み出せるわけであります。現行のレタッチソフトはあくまでも画像を「編集」するだけですが、これは構成を細かく変更してしまえるわけですし。
しかしいくつか問題もありそうな。一つは・・・価格でしょうか。約20万円というのは高額は高額なんですが、こういった新技術を使った商品にしては手の届きやすい価格でもあります。しかしおいそれと手の出る額ではなさそうな。今後価格の低下もありそうなのではありますが・・・。
それと、コレ、フツーに撮る分には必要なさそうな技術であります。
「アナログ」から「デジタル」に移行した最大の理由は「手軽さ」であります。アナログカメラの時も「オート」つまりシャッター押すだけ、という技術はありましたが・・・最終的にフィルムから現像しないと「写真」となって目に触れさせることはできませんでした。
これがデジタルなら撮ったその場で見ることができる。
さらに機器の小型化もあります。アナログカメラを携帯やスマホに装着、というわけにはいきますまい。通話や情報収集の機能を妨げることなく写真が撮れる。その手軽さがデジタル発展の最大の理由かと思われます。
そこへ「後からいじれる画像が撮れます」と言われても・・・そこまでするんだろうか、必要なんだろうか、と。
今後技術や市場の向上でもっとカンタンにいじれるようになる、のかも知れません。それでも位置的には「編集しやすいデジカメ」とかそういうことになりそうな。「全然別の第三のカメラ」と、そこまでは・・・いくのだろうか、と。
もちろん技術としては大変に興味深いものですし、自分も、もしもっと手頃になったら・・・と考えてしまいますが。でも世間一般からしたら・・・どうなんだろう、と。でも将来的に予想もつかない「何か」でもって一気に今のデジタルカメラを一掃・・・! ということもあり得るので、実はその辺ちょっと期待してるんですが・・・。
02:19 AM | 固定リンク