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11/28/2014

ムシムシムシ

・・・そんなに嫌いか・・・。
「ジャポニカ学習帳」から昆虫の画像が消えた理由(Yahoo!:withnews)。2012年から実は「昆虫の表紙」がなくなっていた、とのことであります。創刊?が1970年ということで44年もの間続いてきてる「ジャポニカ学習帳」なのですが・・・もったいないような気もします。

まあ・・・「気持ち悪い」というのも分からんでもないんですが・・・。

自分も今はクワガタ飼ってまして、この「あれこれ」でも画像を載せています。が・・・成虫だけの画像にしているのは「ムシ好きでない人も見るだろうから」という考えから、なんですが。・・・それでもダメなのかなあ。
専門に飼育されている方のブログやサイトだと、当たり前ですが成虫はもちろん幼虫の画像もあります。さらに羽化不全(蛹から正常に羽化できず、重度の場合死んでしまう)の画像が載っていることもあります。「死骸」として見るならば「気持ち悪い」となるでしょうけど、これは明らかな現実であって記録であります。だから自分は別にそうは思わないのですが。

でも見る人によっては・・・というのはたしかにあるわけです。自分の場合、ガキの頃からずっとムシ触ってきてますし。その後も色々な生物触ってきてるので(観賞用も食用も)こんな年齢になっても「嫌だ」とは思わないのですけど・・・でもいきなりぐっちょんぐっちょんのげちょげろな「もの」見せられたら、そりゃあ・・・嫌悪感抱くでしょうし、驚くか・・・気持ち悪くなることもあると思われます。

ただ、最近ちょっと気になってるのは・・・結構いい年齢の人たちが意外と「ムシ嫌い」だ、ということであります。
嫌い、と言うより明らかに「恐怖」を抱いている、と言うか。例えば毒クモ。日本にも最近有名になってきたゴケグモ類の他にも毒クモがいることはいます。・・・と言うより大抵のクモは「毒」を持ってるのですが、ただ大きさや成分などから人間にはそれほど影響はない、ということであります。
つまり噛まれたって問題ないことが多いわけで。そんなに恐れることもないんですが・・・。
ジョロウグモやオニグモみたいに巣張ってるクモに驚いたり怖がったり、というのは・・・いきなり出てきますから、まあ、分からんでもないですが・・・タカアシグモ・・・あれはちょっとデカいから・・・しかし小指の先ほどもない小さなハエトリグモにも大騒ぎ、というのは・・・どうなんだろう、と。

これはムシではないですけど、コウモリとか。飛び回ると「血を吸われる!」とあわてふためくとか。・・・キュウケツコウモリは中南米に実在しますが、あれは首筋に噛み付いて血を吸って飛び去る、とかそんな器用なことはできず・・・獲物の皮膚を噛んで出てくる血を舐めとります。しかも吸った後は体が丸くなって飛べなくなる(丸い体でジャンプするそうな)、という・・・不器用なコウモリだったりします(ただし病原体を媒介するのでそっちの方が厄介)。
残念?ながら日本ではそういうのは生き残れないので存在してません。キクガシラコウモリは飛ぶ虫を食べます。

・・・ちょっと脇道に逸れましたが。
やはり触れる機会が減ったからかなあ、とやはりモッタイナイなあ、と。でも実際に触れるには現在の日本ではやはり難しいのかも。となるとノートの表紙に・・・でもなあ・・・。
ムシ好きな子供もいると思うのですが。そういう子供はなんだかかわいそうですし。人工的に作られた場でムシに触れたりするのではなく、そういう場でも生きているムシを知る、というのも大事だとは思うのですが・・・。

01:44 AM | 固定リンク