11/29/2014
どこにでもいる
イギリスで販売の鶏肉、70%に食中毒菌(AFPBBNews)。カンピロバクターという菌で、健康な人ならいわゆる「食中毒症状」が出るだけですが、高齢者や病気などで弱っている人は死に至ることもあります。ただし、この菌は加熱に弱くきちんと火を通していれば問題はない、とのことであります。
自然天然下では動物を中心にどこにでもいる菌なんだそうで。ヒトの近くにいる家畜にも当然いるわけで・・・その辺からも注意が必要ではあります。
→カンピロバクター食中毒予防について(Q&A)(厚生労働省)
日本でももちろん発症例があります。が、例えば牛乳からの感染は日本ではほとんどが加熱殺菌してあるので・・・十分に火を通してなかったとかそういうことから、が主になるのでしょうか・・・↑記事ではイギリスでは毎年28万人の食中毒のもと、となってますが日本では↑年間3000人ほど、となっています。
あるいは鶏肉の扱い方、とかそういうのもあるかも知れませんが。
日本だと丸のままの鶏、というのはまずお目にかかれません。大抵は部位ごとに切り分けられてパック詰めされています。しかし↑記事の画像もそうですが、国や地域によっては丸のままさばいた鶏一羽売ってるケースもあるわけで・・・その辺で「直接触れる頻度」というのに違いが出てくる・・・のかも知れません。
これからそういった「丸のままの鶏」が大量に流通する季節になりつつありますし。
それでもこういった菌はどこにでもいるものであります。日本でも↑検出されているわけですし。扱いにはやはり注意が必要のようであります。
12:13 AM | 固定リンク