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11/14/2014
一般に公募
米国防機関、空中空母のアイデアを一般公募(CNN)。米国防総省の国防高等研究計画局(DARPA)が無人機用の「空中空母」のアイデアを募集、というものでありますが・・・。
発表が11/13で締切が11/26。
てっきり「来年の11/26」かと思ったら「今年の11/26」となってます・・・正味2週間ほど。
・・・「一般へ公募」という割には短いなあ、とか思ったんですが。それともこの手の公募(他に同種のがあるとはちょっと思えませんが)はこんなもんなのか。この期間では本当に「思いつき」くらいしか出てこないんでは・・・いや、まあ、それでも別にいいんだろうか。特に賞品や賞金があるわけでもないようですし・・・そこまで本格的な技術的なもんを求めてはいない、ということなのかも知れませんが。
通常「空母」と言えば艦船となるのですが。「航空母艦」つまり飛行機が離発着する船舶であります。
これが登場した影響で軍用の航空機の運用が飛躍的に高まりました。・・・旅客用だとそうでもないんですが、高機動を要求される軍用は積める燃料に限界があります。そのため実際にはよほどの大型機(それこそB-1とかC130とか)でもないとそれなりの航続距離を維持できません。
じゃあ滑走路を持って行ってしまえ的な発想(があったのではないか、と個人的に)で空母ができました。しかし当たり前ですが相当な大きさがないと機能しません。そこで現在でも最大積載量を誇る「船舶」が「空母」になったんですが。
そう言えば「砂漠空母」てのが出てきたマンガもあったっけか・・・。
無人機というのはその特性上とても軽量化できます。が・・・そうなると今度は燃料を積める量がさらに少なくなります。そこで「空中空母」つまり航空機による離着陸さらにメンテもできるように、というのは・・・たしかに船舶よりも大型の航空機の方がいいかも知れません。・・・むしろもっと小型化軽量化して「陸上空母」的な輸送車両の方がいいんでは・・・。
でも航空機の方がスピードありますし。そうなるとやっぱ空を行った方がいいのか・・・。
しかしこういうのを「公募」してしまえるのがアメリカっぽいと言うか何と言うか。日本じゃまず無理でしょうし・・・ロシアとか中国とかなら(別の意味で)もっと無理っぽいような気もするんですが。
01:53 AM | 固定リンク