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10/20/2014

青かったり赤かったり

ちょいと前に「黄色いアサガオ」のこと書きましたが。
「青色ニホンザリガニ」国内で初繁殖に成功(Yahoo!:毎日)。これまでは栄養面の問題で青くなるのでは? とされてきましたが実は遺伝(劣性遺伝)によるもの、とのことであります。青色同士をかけ合わせていって、その仔も青くなってきているわけですし。
ニホンザリガニは絶滅危惧2類に指定されています。・・・よく見るザリガニはアメリカザリガニという外来種で、こちらは容易に繁殖しますが(熱帯魚のエサや釣り餌としても安価で販売)ニホンザリガニは繁殖どころか飼育もなかなか難しく、例えば「青いザリガニ」ということで大量に繁殖させてペットに・・・というわけにはいかない種だったりします。
ただ・・・「青いザリガニ」というのは別にニホンザリガニに限った話ではありません(色素欠乏?)。アメリカザリガニにも存在していますし、日本以外に生息するザリガニにもいるので・・・この技術や知識でそういうのを「品種」として確立させる、とかそういうことは可能かと思われます。

前にも書きましたが、実は「何色のナントカ」というのはそれぞれの業界?で色々言われていたりしますが・・・自分が最近気になっているのは「赤いコクワガタ」であります。
探そうと思えば関東地方の都市部でも見つかりますし、安価に購入することもできるいわゆる「本土コクワ」と呼ばれるコクワガタは基本、真っ黒。自分が今飼育しているのもコレで・・・成虫として羽化直後は真っ赤なんですが体が固まる?とやはり真っ黒になってしまいます。

これが最後まで赤いコクワがいる、という・・・。

いわゆる離島産と呼ばれる一群(亜種とも)に多い、いや、紀伊の方には赤いのがいる、いやいや離島産でもオキナワの方のは種が違う・・・と、色々なんですが。
しかし実際にフツーに飼育していて「赤いコクワ」が出てくることもある、と。・・・もちろんそうなると珍しいものですから累代飼育しようとします。しかし生まれた仔は真っ黒。・・・単純に「赤くなる血統」がいる、というものでもないらしい、ということであります。
何らかの因子が関係してる、というのは間違いないのでしょうけど・・・それが分からない。
・・・自分もそういうコクワを出してみたいなあ、とは思いますが・・・さて。気になるのは気になっているのですが。

01:02 AM | 固定リンク