« 青かったり赤かったり | トップページ | ・・・セコい »
10/21/2014
必要かどうかは別として
技術の進歩というのはすさまじいものであります。
3億年のデータ保存が可能・・・1平方インチに1.5ギガバイト記録(Yahoo!:ITmediaニュース)。キモとしては「超長期間保存可能」ということでしょうか。「3億年」というのはそれ相応の状況下でもデータ破損がない、ということかと。実際にその年数保てるのか、と言えば・・・実証しようもないですし。
3億年という数字を信じるとしても。そこまで人類が存在しているのやら・・・。
まあ、でも、そこまでいかなくても最低でも数百年くらいは保ってくれればそれなり?に役に立ちそうなんですが。実は今のBlu-rayディスクは数十年くらいしか保てないのでは、という話もあります(それこそ実証しようもない)。個人的には数十年後くらいに「データ保存騒動」的なもんが起きるのでは、とか思ってます。大切に保存してきたディスクが読み取れなくなってきて、新しいディスクに「引っ越し」したい、という動きが出るのは、と。
しかし現行の状況では「簡単にコピー」というのがちょっと難しいとこですし。しかし「財産」としてのディスクのデータが閲覧不能になる、というのは・・・さすがに、ちょっと。
それでもこれが生かされる場、というのもあります。・・・大気圏外であります。
今回の記録装置は「しんえん2」に装備されるんだとか。これは超小型の人工衛星(直径約50㎝の14面体、約17㎏)で地球とのデータ通信を実験するものであります。「1」は4年前に打ち上げられましたが行方不明に。今回は「はやぶさ2」に相乗りする形での打ち上げ、ということになります。
これにメッセージを積み込んで(いや、貼り付けるとかそんな感じなんでしょうか?)はるか未来への通信とする、という・・・ボイジャーみたいなプロジェクトであります。
ただ。コレ・・・再生装置は大丈夫なんだろうか、と。ボイジャーは図と言語を彫り込んだ円盤を積んでたんですが、今回のはそのまま再生、というわけにはいかないようですし・・・はるか未来の技術が今とは全然質の違うもんになってたら・・・意味がないことになりそうな・・・?
11:30 AM | 固定リンク