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10/12/2014

「夢」ではないのでしょうけど

「宇宙タクシー」実用化間近(@nifty:日刊大衆)・・・まあ「間近」は間近」なのでしょうけど。いくら一般人搭乗可能、とは言え資金以外にも例えばトレーニングだとかそういったことが必要なのは変わらんわけで。
「ヘイ、タクシー!」
と片手を上げただけで軌道上へ・・・と、そういうもんでもないわけです。

今のところ「行先:宇宙」とは言っても軌道上の国際宇宙ステーション(ISS)だけなわけで。
「タクシー」と名乗るからにはもうちっと行先に自由度が欲しいなあ・・・と。
これは事情としては現状でISSに生身の人間が行こうと思ったらロシアに頼むしかない、というとこがあります。ロシアはアメリカとはちょっと方向性が違っていて、打ち上げ技術を様々な方向へ進ませていました。「ソユーズの解放」もその一つで・・・書き方が悪いことを承知で述べますが「カネさえ払えば軌道上へ連れていってやるぜ」と、こういうこともやってきています。
一方のアメリカは企業でもそういうことはせず(しようと思っても許可が下りなかった?)。それが方向を転換した、とそういうことかと思われます。
・・・NASAは今後太陽系の他惑星探査など「外」に向かうから「内」は企業などに任せよう、という方向性も関係してるかも知れませんが・・・。

しかし・・・あと100年もしたらせめて軌道上にフツーに行けるようになる、のかなあ・・・。
明治期の海外旅行とはちょっと、いや大分事情が違うわけで。「海外」は何の準備もなしに突入したら問答無用で命が奪われるわけではないですし(治安が、とかそういう意味ではなく生物学的にヤバい)。現在の状況では・・・何か画期的な発明とか価値観の転換でもないと、なかか難しいような。
ISSだって今後の展開が万全というわけではないですし。あれがなくなっちまったらそれこそ最前線がなくなっちまうようなもんなんですが・・・。

02:07 AM | 固定リンク