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09/28/2014

噴火・・・

やはり自然は侮れない・・・。
「木曽御嶽山」噴火、意識不明や重軽傷者も(Yahoo!:毎日)。昨日、9/27の午前11時53分頃に御嶽山が噴火しました。今後どうなるのか、まだまだ分からない状況です。
この山は長野県と岐阜県にまたがる、日本では富士山の次に標高の高い火山であります。
御嶽山(長野県)(Wikopedia)
「御嶽山」という表記の山は実は日本中にあります。しかし読み方が「おんたけ」「みたけ」など様々あったりします。
・・・ちょっと前にこの「あれこれ」で「渋谷の御嶽神社(狛犬様が狼のような)に行ってきた」と書きましたが・・・あれは「おんたけじんじゃ」ではなく「みたけじんじゃ」と読みます(実は自分も今回調べて初めて知ったような次第なのですが)。木曽御嶽山(今回噴火した長野と岐阜にまたがる山)は山頂に「おんたけじんじゃ」の本宮があります。その分社は「おんたけじんじゃ」と呼ぶのが一般的ですが・・・それとは別に「蔵王権現(修験道の本尊)」を祀った神社を「みたけじんじゃ」とするようであります。

さらにかつて「死火山」「休火山」という定義がありましたが、これを変えたのは実は木曽御嶽山だった、とのことで。
かつては
「死火山=活動の記録は残っていないがまだヒトがいなかった時代に噴火した痕跡はある」
「休火山=活動の記録はのこっているが今は特に噴火するようには見えない」
という風な定義でした。いずれも「今は噴火しそうもないなあ」と思われていたわけです。・・・富士山は江戸期に噴火しているんですが今は別に・・・ということで「休火山」扱いだったんですが。
それが1979年に水蒸気爆発。「死火山」もしくは「休火山」と思われていた山が噴火、ということで定義を見直すきっかけとなり・・・今では「死火山」「休火山」は学術的には廃語となっています。つまり「火山」ならいつ噴火してもおかしくはない・・・。

まだ地域的に限定された範囲内での被害、ということになっています。・・・しかしこれが何かに影響を与えて・・・という可能性はゼロではありません。留意しておきたいところなのですが・・・具体的にどうなるのか、その辺もまだまだ分からないのです・・・。

02:08 AM | 固定リンク