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08/16/2014

とあるマーケット

昨日から始まっているコミックマーケットであります。自分は行かんのですが・・・軍資金ないし、ツテもないし。
ホンダがコミケに初参加したワケ(Yahoo!:東スポ)。オタク狙い、というのもないわけではないかと。しかし新しい方向性を見出そうと思ったら色々やってみるしかないわけで。こういうのも一つの手かと。
・・・でもまあ、コメント欄にもありますが「自動車の購買層とは違う」との意見もあった、というのは・・・むしろオタクの方が金持ちだったり、好きなことに金銭惜しまないのである意味上顧客になり得る要素もあるんですが。「クルマが売れない」と嘆くよりもこういう連中は何を買うんだろう? 何が欲しいんだろう? と色々やってみた方がまだ建設的かと思われますが。

「コミケ」最近では相当数の人に知れ渡っております。世代的に親子で、というところまできております。
が・・・一定以上の世代からは完璧に無視される存在でもあります(逆に言えば今何の抵抗もなくこういった集まりに顔を出せる世代が主流になればコミケも本当の意味でメジャーになります)。マンガやアニメ、ゲームなどは子供が見たりするものでいい年齢の大人が関係するもんではない、そういう連中はちょっと足りてないんだ・・・と。
・・・逆に不思議がられます。何の抵抗もない世代からするとなぜそういう風に思えるか・・・分からないのです。

サブカルチャーというのは決して主流になれないもんなんですが、アニメやマンガなどのコンテンツは「クールジャパン」、ということで一部では推奨されています。・・・一部、であります。前述のように日本の社会を構成している世代のうち、主流の世代はまだそういうのにアレルギー反応があります。そりゃあ、進むわけない。
・・・いや、進まない方がいいのかなあ、という思いもありますが。いわゆるサブカル系でメジャーになったものは基本的に大衆に迎合しちまって味が抜けていくのがほとんどであります。そうならない方が実はいいのかも・・・?

個人的にはかつては「小説」「絵画」もいわゆるサブカル系みたいなもんだった、と思ってます。長い長い時間をかかて芸術とか何やら高尚なものになっていったんでは、と。しかし根本は変わってない・・・。
やがてはマンガやアニメもそうなっていくのかも知れません。今は過渡期・・・いや黎明期みたいなもんかも知れません。あと数百年くらい経ったら今とは全然違った立ち位置にあるかも。
それはそれで・・・やはり喜ぶべきことなのか・・・さて?

02:05 AM | 固定リンク