« れいでぃお | トップページ | 遅かった? »

08/26/2014

だらっと近況報告 8/26

ずいぶんと事情が変わってきました。

前回8/4・8/5とコクワガタの「大部屋」を開けましたが・・・その後8/8に人工蛹室に移したサナギ2体が羽化しました。

Dsc00679_1

メス21.5mm。やけに元気です。

Dsc00683_1

メス22.4mm。小さく見えますが、これはあっちが動き回りすぎてシャッターチャンスが乏しくなったためで・・・こっちはかなりおとなしいです。

これでオス1メス4となりました。オスはすでに後食(羽化後食事を開始する=成虫として成熟)を開始、メスも始まっているようなのですが・・・なんかあんまり食いが良くないような。親ペアは元気?にエサを食い散らかしたりしてるんですが、そういうこともなく。・・・こういうもんなんでしょうか・・・?
これらはいわゆる「1年1化」というやつで、サナギにならない終齢幼虫が実はまだ大部屋に9頭いますが・・・これは「2年1化」、つまり羽化は来年の夏、ということになりそうであります。

・・・まあ、思い出してみればみんな去年の今くらいの時期に産み落とされたわけで。普通なら初夏から、なんで遅すぎたわけです。しかしいずれやがてはサナギにならなければならない。でも時期が良くないと意味ないので・・・幼虫はその時期をずらしてしまいます。
条件としては温度も関係しているそうですが。
そのためすでに親ペアには産卵を済ませてもらっています(初齢幼虫も確認済み)。「2年1化」の方が幼虫の期間が長くなるので大型化が望める、という説とそうでもない、という説もあったりして。自分としてはそれなりの大きさが出てくればそれでいいんで・・・基本的に「1年1化」にしておいた方がいいのかな・・・ということにしています。

となると来年の夏にはうまくいけば9頭+親ペアの仔たち。さらに今成虫の5頭と・・・親ペアは・・・どうかな?
・・・ちょっと多いなあ、ということで「1年1化」組は今年は繁殖に参加させないことにしています。男女七歳にしてナントカのようにオスメスは別にしてあります。で、このまま冬眠してもらって来年の初夏に繁殖を考える、ということで。

ところで。ノコギリクワガタは。
ペアリング・・・交尾は成功していると思われるのですが・・・タマゴは確認できていません。コクワガタは「材産み」つまり朽木をかじってそこに産卵しますが、ノコギリクワガタは「マット産み」つまりマットに直接産卵します。産卵セットにはマットに朽木を一本埋めてますが、底はマットになるようにしてます。
・・・下から見るとタマゴが見つかる、ということなんですが・・・。
なんだか確認できず。ただ、マットがかなりの勢いでかき混ぜられてるような観があって、これがメスの産卵活動によるものなのか、オスが暴れてるのか、その辺が分かりません。何せオスはいつも見える位置にいるんですが、メスはエサ交換の時にもほとんど姿が見えないような状態で。

来月になったら開けてみようかなあ・・・。
ノコギリクワガタは越冬しないので(羽化直後に越冬しますけど)残念なことにこの秋から冬で落ちることになります。そのため確実に次世代が欲しいところなんですが。

01:56 PM | 固定リンク