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07/20/2014
過ぎたるは・・・何とか
血液型と性格に関連付けなし・・・九州大講師発表(Yahoo!:読売)。前々から言われていたことで、今さら?的な感触もあったりしますが。
いわゆるABO式の血液型占いというのは日本では認識されていますが、海外では「?」ということになります。
・・・それでも例えば話のきっかけとか。あるいは酒の席で盛り上げる方法の一つとして、というのなら微笑ましいのですが・・・「何型なの? だからこういう性格なんだ」とか「何型と何型は相性が悪いから付き合っちゃダメ」と全ての人間が4つに分類できる、とまるで宗教のように語られると・・・ちょっと。
「まじめ」「おおらか」「いいかげん」とか言われても自分の性格100%そうだ、という方はまずいないでしょうに。場合や状況によって違っている人だってたくさんいます。それを「何型だからこういう性格のはず」と決めつけられてもなあ・・・。
そもそもABOだって絶対、というわけではないのですし。
AAとBBからOの子は産まれない、というのもごくごく少数ですが例外があるようですし。判断方法も古くさいものであります。しかも人間の「血液型」というのは4つだけではなく。本格的に分類すると億は軽く超える、という話もあります。・・・やるんだったらその「億」くらいの数の血液型占いをやって欲しいところですが・・・占う方も見る方も大変なことになります。自分の「本当の血液型」を見極めてそれから億を超える占い結果から自分の占い結果を探し出す・・・一日で出てくるんかな、結果。
だから4つくらいでボヤっとした誰にでも当てはまりそうな占い結果で楽しむ、というのは決して悪くはないと思うのですが。
本格的な、それこそ自分の将来を左右するほどの占いではなく。血液型や十二支、星座など。朝のテレビで見たら今日はラッキーなんだ、いや、今日はあんまし運勢良くないんだ・・・とかそういうささやかな楽しみでいいと思うのですが。占い結果が違っていたからクレーム、とかそういう野暮もやめたいところですし。
・・・とは言っても・・・今の熟年世代辺りでしょうか、盲信している方をよく見かけます。いや、当人は「楽しい」のでしょうけど・・・周りがヒいてしまっている、というケースも多々。
当たるも八卦、当たらぬも八卦、と、そんなもんでいいと思うのですが。
02:02 AM | 固定リンク