07/28/2014
どこまで探るか
車のナンバーを自動で読み取って顧客分析(Yahoo!:毎日)。ちょっと前にJRが似たようなことをやってましたが(あれはなぜかデータを「販売」してましたが)まだちょっと感覚的にスレスレなところだったりします。
ナンバーを自動で読み取って車検証に記載された車種とメーカー、町名や大字までの住所の情報を得ることができます。これは公的に行っているサービスなので、違法ではないのですが。それに車種やメーカーもかなり珍しい車ならともかく、通常ならどこかで聞いたことのあるようなのばかりなわけですし。住所、と言っても番地までは出てこないですし、当たり前ですが持ち主の氏名までは出てこないので特定はかなり困難なことになります。
・・・そもそも個人を特定する、というのが目的ではないわけですし。どこから来たか、というのは商売の上ではかなり重要な要素ではあります。
ただ、やはり人によっては気になるかも、と言う気はします。
仮に有力な人物から「個人的な携帯やスマホのアドレスとかクレジットカードの暗証番号とかでもない限り実害というのは出にくいですよ」と教えられたとしても「どこかの誰か」に自分に(ごく一部とは言え)関連している情報が流されている、となればあまりいい気持ちではない、という感覚は理解できます。
最近ですと例のベネッセの件とか。
あれは明らかに「カネ」になる本当の意味での「個人情報」が漏れていた、ということなのですが。↑今回のこれはそこまで詳しくない、場合によってはあんまし役に立たないかも知れない情報ですし。
・・・役に立つ・カネになる・と、そういう問題ではない、という見方もできますし。とにかく自分のことを知らないうちに探られてるのはイヤだ、生理的に受け付けない、と・・・。
こういうのの身近な例としては→ある種のネット広告がそうだったりします。通販サイトで何か買う、あるいはちょっと深く検索してみたりするとソレ関連の広告であふれ返る、という・・・。
まあ、広告くらいなら(実は結構ウザいですけど)・・・と言う気もしますがリアルでの情報、となると。ある程度のガイドラインなり告知方法なりは考えておいた方がいいと思うのですが。妙なところから妙なクレームが・・・とかそういうこともありそうですし。
02:03 AM | 固定リンク