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07/24/2014

大きいことは

いいことなんだかどうなんだか。
世界最大級・翼長21㎝のヘビトンボ(CNN:ムシの画像アリ)。大人の顔が隠れるくらいの翼長なんだとか。水生昆虫では最大級、となってます。他の昆虫だと・・・どれくらいまでいくのかなあ、たしか銃で撃ち落とした蝶がいたとかそんな話もありましたが。結構でかいのもいる、ということではあります。

が、二畳紀とかそれくらいには翼長メータークラス(75㎝ほどのは確認されてます)のトンボとか飛んでたそうで。正に映画の世界ではありますが・・・当時は今とは違う状況だったのでは、というのが現在の通説であります。ンなでかい昆虫、現代の地球上では飛べないか生きていけないんでは・・・と。
「重力が小さかった」という説があります。
そのためもっとラクに飛べたんでは、ということなんですが・・・たしか他にそれっぽい証拠もなかったはずで、ちょっと雲行きが怪しい説になりつつあります。
「酸素が多かった」説・・・。
これはCS系の海外のドキュメンタリー番組を見ていたらはっきりそう言ってたんですが・・・どうなんでしょうか・・・?

カンタンに言いますと・・・実は昆虫の場合、栄養や酸素の運び手が血液ではなく細胞間で移送しているだけ、みたいなもんだったりします。血管があって(一応あるんですが)だーーーっと運んでいるのではなく。細胞の間を手渡しで移送しているようなもんだったりします。
そのため現在では巨大化できません。栄養や酸素が行き届かない細胞がどうしてもできてしまうためであります。
例えば脊椎動物にあるような「血管」システム的な何か、があればまた話は違ってくるのでしょうけど。あるいは酸素が多ければ一回の呼吸で吸う量が増えるので巨大化・・・できるんだろうか・・・?

・・・いずれにしても太古の昔の話であります。あちこちのシステムが今とは全然違っていたのかも知れませんし。今、考えられているモノとは全然別物の可能性もあります。
でも↑結構でかいなあ・・・やっぱり思いもよらないものがまだまだあるのが天然自然下だったりします・・・。

02:05 AM | 固定リンク