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07/31/2014

単純から複雑へ

もはや観光名所? ドイツに出現した「ミステリーサークル」(Yahoo!:AFP=時事) 実はかなり前から「ミステリーサークル」は報告されていた、ということなんだそうであります。ただ、有名になったのがここ最近・・・最近、てこともないですか、20世紀末くらいに名が知られるようになってきた観があります。

畑や草原など平面な地(小さな丘程度にもあったりしますが)に一晩にしていきなり「サークル」が現れる。
多くは草が特定の方向に倒されて、上空から見ると幾何学文様みたいになっています。一つだけ、ということもなく複数の「サークル」が連なってみたり小型のものを従えていたり。かなり精緻なものもあり・・・芸術とも呼べる出来栄えのものもあります。
そのためUFOが着陸した跡だ、宇宙人の仕業だ、とも言われています。

しかし一部では「ミステリーサークル制作キット」みたいなものもあったりして。草を任意の方向へ効率的に倒すことができれば一晩で作ることも不可能ではなく。ローラーのようなものや人が踏みながら進む、などの方法で「自作」されたものも多数報告されています。別に秘密にする必要がなければ人海戦術で一気に仕上げることも可能なわけです。

こういうのは世の中に知られ始めると情報が加速する、と言いますか・・・複雑化していく傾向があります。
当初の「サークル」はホントにただの「サークル」・・・輪だったのですが、最近では↑のようなものも多くなっています。・・・UFOというのは「何か分かっていない飛行物体」の総称なんですが、これも某A氏の影響で「宇宙人の乗り物」を表すようになってしまいました。
「某A型」という空飛ぶ円盤のカタチがありますが(丸い天井がついた円盤の下に複数の半球状の物体がくっついている)これは某A氏が存在を主張する前はほとんど見られなかったのですが、それ以降宇宙人の乗り物としての「UFO」のスタンダードタイプになってしまいました。その後、種々な種類の「UFO」が報告されるようになっていきます。

実在するかしないか、というのももちろん大きな問題ですが・・・広まるとどんどん複雑化していく好例がUFOとミステリーサークルなような気がします。
となると気になるのは「行き着く先」なわけで。さらに複雑化が加速するのかそれとも原点回帰?して単純化するのか。いずれにしてももう少し時間が必要ではあります。

12:50 AM | 固定リンク