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07/10/2014
だらっと近況報告 7/10
去年の9/10の「近況報告」でコクワガタのことを書きましたが。
そのペアの仔?と思われるメスが羽化。今日、通常の飼育エリア(母親のいたところ)に移動しました。
赤い・・・まだ羽化して一週間ほどで、こういう個体は赤い、とは聞いてたんですが。これでも羽化直後よりも黒くなってきています。多分そのうち黒くなってくると思います。結構時間がかかるらしい・・・。エサを食べ始めてようやく「成虫」と言える、という見方もできます。
画像だと大きく見えますが、大きさは22.7mmです。ちなみに母親は29.2mmで父親?は39.1mm・・・なんで「?」が付くか、と言うと野生採取(WD)のメスはすでに交尾を済ませていることが多く「本当の父親」かどうかは分からないからだったりします。
なお、現在母親は産卵セットにセッティング中・・・父親?はすることないんで飼育エリアに隠居?中。
実は去年10月くらいに「割り出し」を行いまして。9/10の時に「ホダ木の三分の一くらいなくなっている」と書きましたが・・・そこまで浸食?は進んでおらず。ほぼ丸々三本出てきました。
が・・・木の皮はむいておいた方がいい、ということを知らなかったため表層に初齢幼虫が数頭潜り込んでいる程度でした。さらにマットの方をひっくり返してみると、相当数の幼虫が(コクワガタは「材産み」で木に卵を産みつけるんですが幼虫はマットでも育ちます)。そのうち大きめの4頭を小さ目の容器にマット詰めて移し・・・残った連中は一本だけホダ木を埋めてマット増量して様子を見ることに。個室と大部屋みたいなもんであります。
その後は例の大雪があったりしましたが。ペアの方も無事に冬眠に入り・・・こっちは放っておいたんですが。
個室の4頭はちょくちょく様子を見てました。4月くらいですかね、思い切って中身を出してみると・・・二齢と思われる幼虫が3頭。・・・そう、3頭・・・残り1頭は姿も形もなくなっていました。フタはしっかり閉めてあったので、落ちたものと思われます。
そして6月頃。逆算するとこの辺でサナギになってくれないと8月に繁殖開始できないんじゃ・・・とやや心配に。
が・・・6/20に大部屋の底の方にサナギを発見。おお、ついに・・・と思ったんですが、「大部屋」なんで他の幼虫も行き来します。暖かくなってきたので行動も活発になってます。蛹室(サナギの部屋)が壊されたりしたらどうしよう・・・と見てたら蛹室付近に思い切り別の幼虫が。
そこで思い切って大部屋を開けてみることに。サナギを人工蛹室に移そう、ということであります。ついで?に他の幼虫の生育状況も。もしかしたら他にもサナギがあるかも・・・。
結果としてはどうも三齢にしちゃなんか小さいんで多分二齢と思われる幼虫が数頭。十頭ほど・・・かな?
サナギは他になく。また埋め戻して様子見てます。
この時のサナギが↑のメスで。初めて羽化を確認した時は人工蛹室(スポンジにへこみがあります)の中でぼおっとしていました。そのため人工蛹室から出てくるような、スポンジの上に出てくるようなら移動しよう、と思ってました。・・・意外に早くその時期が来たわけであります。エサはセットしてありますが、まだしばらくは食べないかと。・・・なんか異常なほどにおとなしいのが気になってるんですが・・・そんなもんなんですかね。成虫用マットに潜り込む時はすばやいんですが。
・・・すでに大部屋の幼虫は三齢と思われる連中が数頭。個室の方がなぜか生育が悪いような?
もうそろそろサナギラッシュといけばいいんですが・・・しかしどれだけ生きて出てくれるか。楽しみなんですが、心配でもあります。
03:43 PM | 固定リンク