06/07/2014
いくらあればいい?
アメリカ・年収いくらあれば幸せ?(CNN) 日本とアメリカ、円とドルではちょっと事情が違いますんで単純に比較はできませんが。
それでもほぼ半数が1000万円未満、というのは・・・どうなんでしょう?
なんか日本でやったら3000万円くらい行きそうな気がしますが、さて。
単純に比較できない、というのは物価の違いみたいなもんもあるんですが・・・。
簡単に「1ドルが100円くらいだから・・・」というのはちょっと無理があるかも、と思っていたりします。これはもちろんアメリカと日本の場合だけではなく。他に国でもどうなんだろう、と。
例えば日本の場合「お米何キロがいくら」「ラーメン一杯が」という比較をしたりしますが、そういうとこの事情も国によって違うわけで。実際にその国で色々経験しないとホントウのところは分からないもんだったりします。
・・・でもそういう意味では逆に単純に比較したりする方がいいのかも・・・でも明らかに物価が格段に違っている国で「主食のナントカは3円くらい」とか紹介されて「やっすーい」とか騒ぐ番組、というのは・・・なんか違うだろ、とか思ってしまうわけです。
さらに最近では江戸期の「物価」的なものも現代と比較したりしていますが、あれもどうなんだろう、と。
今とは社会構造から何から全部違うわけで。そもそも10進法でもないし、江戸と大坂での貨幣価値も違う。大判小判で買い物、なんてするはずもなく地方では現物交換もまだまだ残ってるような状況ですし。
「サンピン」というのは武士の最低ライン「三両一人扶持」なんですが江戸ではかなり困窮していた部類に入ります。そこへ「一両は現代でいくらぐらいだから」とやっても比較する対象が違いすぎるので「安い」も「高い」もないもんだろ、と。
価値観なんてのは時代や状況や状態によって大きく変化しますんで・・・アメリカで「年収1000万円くらいで幸せ」というのは・・・しかしそれくらいの方がいいのかな・・・まあ、そんな額稼げるわけでもないんで・・・結局は今よりガッと増えたらそれでいいんかな・・・って、かなり抽象的ですな、これでは。
01:06 AM | 固定リンク