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06/20/2014

いつの時代も

人間なんてそうそう変わらんもんでありますが。
兵庫県多可町で「午後9時以降LINEダメ」運動(Yahoo!:毎日)。実際はここだけではなく、あちこちで始まっている「規制」なんだそうですが。
・・・古くは「マンガ」そして「ゲーム」など。
こう言っちゃなんですが「禁止すれば」的な発想はいつも変わらんもんなんだなあ、と。しかも↑規制には罰則などは全然ないので家族ぐるみで「そんなん知らんわ」と無視されればそれまでであります。

・・・ちょっと?疑問なのですが・・・「規制」する側はLINEなどのSNSのことをどう思っているのでしょう・・・?
「夜遅くまで熱中するから」「色々とキケンなこともあるから」だけではやや弱いように思います。・・・まあ、実際にスマホの料金を払っているのはほとんどの場合親でしょうし。その立場から子供に「規制」というのは当然な話であります。
ただ・・・何も知ろうとせずに「規制」という場合もあるんではないか、と。そういう辺りがやはり変わらんのかな、と。

人間というのは基本自己イメージの生き物ですんで、自分が理解していないことには拒否反応を起こす傾向があります。
自分の小中学生の頃は「マンガ」「テレビ」でした。曰く「マンガを読むとバカになる」「テレビを観ながらのごはんは栄養にならない」・・・全部的外れ、というわけではありませんがいずれも科学的には立証もされておらず。「誰かがそう言ってた」的な発想からの「規制」がほとんどでした。

何事もやりすぎはいけませんので、熱中しすぎて寝不足やら成績不振やらになるなら「規制」すべきですが。

しかも「午後9時」というのはどこから来たのだろう、と。小中学生は9時には寝るべき、と、そういうことなんでしょうか・・・?
なんか・・・個人的には「まず規制」という方向性が見え隠れしているような気がします。しかも罰則も何もないため(当然捜査なんかできるもんではありませんが、さすがに)有名無実の規制、となる恐れもあります。「各家庭でそういう空気を~」と言われても。親もLINEやってて子供もそれ真似てるような家庭だったらそんなんただのギャグであります。
もうちっとかっちり法整備的なとこから攻めるか・・・あるいは逆に「なんとか共生の道を」的なやり方もあったんでは、と。用法によっては大変に便利なSNSであります。そこら辺、どうにかならんのかなあ・・・と。

04:11 PM | 固定リンク