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05/09/2014

何か起きてから

こうやって「規制」「規制」と言われても・・・?
「3Dプリンター」法制上の問題含む(Yahoo!:読売)。「3Dプリンターで銃が作れる」というのはちょっと前にアメリカで実際にそういうデータが供されて話題になったものでした。銃を所持できるアメリカでも色々議論を呼ぶもので、現在でもまだ議論は継続中と言えます。
アメリカでも銃規制の動きはあるわけです。・・・野放図に誰もかれもが持っていい、というのが共通認識ではありません。

ところで、あれから時間が経ってますので欧米でも「3Dプリンターで銃が作れる」というのは広まっているわけです。
日本は法によって銃の使用はもちろん所持もかたく禁じられています。
・・・それなのにいざ銃を作った、ということでいきなり「じゃあ3Dプリンターの規制を・・・」と一足飛びに話が飛ぶ、というのはなんなんだろう、と思うわけです。「3Dプリンターで銃が作れる」というのはちょっと前から出ていた話で、じゃあ、なんでその頃に法規制なりなんなりの話が出てこなかったんだろうか、と。

よく言われる話に「クルマを作った人たちはまさかこれが犯罪に利用されるとは思っていなかっただろう」というのがあります。あくまで「道具」ですから使う側の意識によって犯罪にも有効利用にもどっちにもなります。
・・・が、個別に規制するくらいなら全部規制しちまえ、というのもよく出てくる話で。最悪日本国内では3Dプリンターの販売はできない、とかそういうことになる・・・可能性はゼロではありません。
規制すべきは「銃」なわけで「3Dプリンター」ではない、というのは誰もが分かっていると思われます。そんなこと言ったら密輸があるから輸入やめよう、とかそういう極論にまで達してしまいます。

どっちかと言うと。犯人の甘い考えとかそっちの方をなんとかできないか、と。その年齢でその職業と経歴で「知らなかった」的なこと言う、というのは・・・さらに「警察が拳銃と認定したのなら、逮捕されても仕方ない」というのもなんか・・・主体性がないと言うかお手軽感覚?だったのか・・・。
・・・その辺も同時になんとかできないか、とは思うのですが。しかし・・・ここまで来ちまうとただの「規制」ではもう無理、という見方もあるにはるんですが。

02:29 PM | 固定リンク