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05/22/2014

やはり「るつぼ」

言語から見えてくるアメリカの「モザイク度」(CNN) アメリカと言えば英語の国ですが、「英語の次に話されている言語は?」という調査を行ったところ大部分の州でスペイン語が第二位だったそうで。
これはやはりヒスパニック系の人たちの台頭などが影響している・・・と思われます。アメリカ本土は英語とフランス語のカナダとスペイン語のメキシコと国境を接していますが、メキシコ以南にはスペイン語を話す国がたくさんあるわけですし。
ではそのスペイン語も除いた「第三位」は・・・となるとかなり地域の特色が出てくるようであります。

16州ではドイツ語。これは移民が多かったから、ということであります。
しかしその他はフランス語からイタリア語から韓国語からベトナム語まで。意外だったのがアジア勢?の言語がかなりある、ということで。これもある意味「移民」とも言えますが・・・4州でベトナム語、というのはかなりの浸透力?と言えるかも知れません。
さらにミシガン州のアラビア語にミネソタ州の東南アジア・ミャオ(モン)族の言語。
これもやはりそういった地方にルーツを持つ人たちが多い、ということになるのかそれとも何か事情があるんでしょうか・・・。

さらにナバホ・ダコタといったネイティブなアメリカン言語。・・・今でも「言語」として残っているというのは意外かも知れませんがそれぞれ居留地があるのでそっち関係で残ってる・・・と思うのですが、それでも第三位になるくらい勢力?が大きいのか・・・。
・・・もっともこの順位づけは「何%」という数字が出てませんので、80%が英語で19%がスペイン語で残り1%を複数の言語で分け合った、となれば耳慣れない言語でも「第三位」になる可能性は高いのですけども。

ただ、こういうとこはやはりアメリカだなあ、とかそんなことも思うのですが。日本だとこういう複雑?な結果はまず出ないでしょうし。

09:12 PM | 固定リンク