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05/23/2014

慣れてないだけ

個人だけではなく社会全体が慣れてくればそうでもなくなると思いますが・・・。
「デジタル依存」から解放される方法とは(Yahoo!:THE PAGE)。「圏外を買う」というのはある意味どっかへ行き着いた発想であります。今の日本だと・・・そういうとこまでは行かないような気もしますが・・・。
でも携帯の電波の入りにくい土地、というのは実在しますんで・・・ある意味観光名所?みたいなもんになるかも知れませんが・・・。
それほどSNSに浸ってない自分からすると「なんでそんなに日常的に関わっていたいのかなあ」とか思ってしまいますが。しかしちょっと前ならメール、今ならLINEをやっていないと落ち着かない、という人はたしかに増えているように思えます。

が、実際10年くらい前にはそんなに「中毒」めいたところまでには至ってなかったような。
記事中で紹介されている2004年より前の2001年頃に日本ではネットが一気に広まりました(それまではオタクの一趣味みたいな扱い)。それから数年して色々できてきたわけです。
いわゆる「テクノロジーに人間が追い付いていない」状態、と言えるかも知れません。
今後もLINEに代わるようなナントカとか、もっと気楽?に電子的に他者と繋がる「ナニカ」が出てくるかと思われます。まあ、そうなってもなんだかんだ言ってニンゲンというのは適応していけるもんだと思いますが・・・。

慣れてしまえばなあ、と。
ちょいと極端な例ですが、蒸気機関などの発達による産業革命以前の社会では「休日にどっか行く」という発想はほとんどなかったと言います。農作業中心の場合「一週間に一度休日がある」という発想はなかったわけです。相手は天然下の植物や動物が相手なわけで・・・「農閑期」とかそういうのはあっても恒常的に休みはなかったわけです。
しかし工場なんかだと休みは定期的にフツーに訪れる。で、そこでできたのが・・・「どっかにみんなで食料もって出かけようか」という発想。・・・「ピクニック」の習慣がでてきた、と。今では「休日に家族そろってどっかへ行く」というのは当たり前ですが当時からすれば「なんでそんなこと考えるんだ?」的なもんだったと思われます。

そういった感じに「慣れて」しまえば・・・SNSでコミュ疲れとかそんなもんもなくなるのかなあ・・・今みたいに奇異な目で見られることもないのかなあ、とか。しかしそれには時間がかかりそうで。いざ社会全体がそういう状態になってしまえば「まあ、そんなもんだろ」で終わってしまう、そんな気もするのですが。

02:19 AM | 固定リンク