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03/02/2014
何かのひょうしに
サイバー攻撃多様化、様々な手口(Yahoo!:読売)。こういうのは一種の「詐欺」なので、例えばオレオレ詐欺から多様化した「母さん助けて詐欺(このネーミングセンス、何とかならんもんでしょうか)」に近いものがあります。
しかも共通しているのは「絞込み」であります。つまりはだませる相手、しかもだまして利益を得られる相手を探すようにシフトしてきている・・・という見方もできます。
ネット黎明期・・・ネットが本格的に日本でも運用され始めた頃。いわゆる「スパムメール」は数撃てば当たる形式でありました。
・・・今でもそういう向きはありますが。しかし当初の「オレオレ詐欺」がやはり同様に無差別に近い状態で電話していたのと似ている、と言えないこともなかったりします。
が、時代は進みます。労力のかかる「数撃ちゃ~」からターゲットを絞込み、重点的に攻勢をかける方式へ・・・と。
↑記事は明らかにそういったヒトたちが欲しがる「秘密」を持っている人たちの話であります。・・・そして最近の「オレオレ詐欺」も・・・カネ持ってそうなターゲットを絞り込んで罠にかける方法へシフトしつつあるわけです。
しかし・・・それだからと言って他人事だ、と笑い飛ばすわけにもいきますまい。
方法なんざいくらでもあるわけです。カネがないなら借りさせればいい。何らかの資産があれば(当人は認識していなくても)処分させればいい。裕福なターゲットでなくても詐欺にかけることは十分に可能であります。
何かのひょうしにそういった犯罪に巻き込まれる可能性はある・・・というのは事故と何ら変わらんわけで。↑記事で「自分とは関係ないな」と安心しているアナタ、もしかしたら明日には・・・ということだってあり得るのが現状だったりするのです。
12:59 AM | 固定リンク