03/17/2014
あと30年もしたら
「昆虫食」が当たり前に・・・ちょっと無理かな80年くらい必要かも。
国連食糧農業機関(FAO)推奨、コオロギやミルワームのお味は(Yahoo!:産経)。実際栄養は豊富なわけですが。某菌マンガでも指摘されてましたが古代には相当数の人が「ムシ」を食っていたと思われます。
日本でも良質の動物性たんぱく質の摂りにくい地域では「ムシ」を食べていました。あるいは東南アジア方面では今でも「ムシ」を食べますし・・・オーストラリア原住民や南アメリカ原住民にとってはご馳走だったりします。
ただ、まあ・・・「イメージ」というのがあるわけで。
現在都市部だと「ムシ」は「敵」であります。判断のつきにくいアブ系統(毒があります)はまだしも明らかに無害な蝶、あるいは蛾、さらには蜘蛛に至っては出た瞬間に恐れたり怖がったりする始末。
・・・日本で毒のある蜘蛛というのは基本的に存在しません。南米に住む毒グモの代表タランチュラは巣を張りませんし(そもそも日本には生息してませんし)、外来種であるセアケゴケグモは開けた場所には出てきませんし。巣を張るジョロウグモやオニグモですらキャーキャー言うのは・・・明らかに無知からくる恐れであります。噛まれることすらないのに無条件で怖がる、というのも・・・。
蛾に至ってはドクガなんて毒のあるのもいるにはいますが、そんなん都市部ではまずめったにお目にかかれません。しかしヒトリガ(火取り蛾、という風流な名前)クラスの小さな蛾にも恐れたりするのは・・・なんだかなあ、と。
もちろんアブの類には注意が必要であります。大き目のハエ・・・ああ、なんかそういうのとも違うような気もしますが。そういう「毒虫」がいるのも事実なんですが。
そういう「イメージ」をまず払拭しないと「昆虫食」なんか無理だろうなあ、というのが日本の現状だったりすると思うのですが。あんな気持ちの悪いもん食えるか、と。
知識から来る無知ならきちんと教えればいいわけで。そういうところから「教育」していけばゆくゆくは日本も「昆虫食大国」になるかも知れません。・・・まあ・・・その前にやらんといかんことは多いわけですが・・・こう言っちゃ何ですが↑記事程度ではなかなか継続はできないか、と。
・・・今の都会の人たちでは無理でしょう。あと30年して・・・その間にきちんと「食教育」できたとして・・・ようやく、というところではないか、と。しかしそれは無理っぽいですから・・・。
あと80年。少しずつそういう啓蒙活動かましてようやく日本のみならず世界中で昆虫を食べるのが当たり前になっていくような。それくらい時間かけないと無理だと思いますが。
02:32 AM | 固定リンク