02/10/2014
そう単純には
いかないような気もしますが。
スマホ普及で「キャリアメール」は姿を消すか(Yahoo!:産経)。「キャリアメール」とは携帯電話会社(キャリア)が提供するメール、ということで・・・例えばドコモなら末尾に「docomo.ne.jp」なんかつくメール、ということになります。
・・・MNP(ナンバーポータビリティ)が実施されるようになって携帯各社で「パイの奪い合い」のように「うちの方が安いですよ」「いや、うちの方が繋がりますよ」とユーザーの奪い合いになっていったんですが・・・。
一つの「縛り」がメールアドレスでありました。仮にドコモからソフトバンクに移った場合、@より前の文字列は変化しなくても@より後はdocomoからsoftbankへ確実に変化します。・・・友人から家族から全部のアドレス帳を変更してもらわなくてはならないわけで・・・それはかなりめんどいことであります。
その辺がgmailなどのような「第三者提供のメール」だとないわけです。さらに、メール以外のコミュケーションツールは発達しているのは事実なわけで。
・・・だからと言って「キャリアメールは取り残されて消えるだろう」というのは・・・なんか早計のような気がします。
例えばPCではキャリアメール(ちょっと意味合いが違うのでプロバイダメール?)は健在であります。ここら辺は↑記事中でも指摘されてますが、「第三者提供のメール」つまり「フリーメール」はその性質上、セキュリティにどうしても問題が出てきてしまいます。スマホと同様、ウィルスなどが怖いPCではそういったところからまだ残っていくだろう、と。
そして・・・こっちの方が大きいと思うのですが。では「キャリアメール」をよく使うのはどんな人たちだろうか、ということになると・・・それはガラケーな人たちなわけです。
どうも世間ではスマホをどうしても持ち上げたいらしく「スマホ>ガラケー」の図式を定着させたいような向きがありますが、あくまで選択肢の一つに過ぎないわけです。逆にスマホからガラケーに戻した、なんて人もいたりして。
・・・毎度毎度この手の話で恐縮なんですが・・・ガラケーでほとんど使用しない、使うのは緊急時くらい、とか自分はそんなもんだったりします。スマホにする必要すらないような状態。
どうして「一択」にする必要があるのかな、と。別にどっちだっていいでしょうに・・・と個人的には思うのですが(まあ、実際自分は使ってませんし)。シンプルなのが良ければガラケー、機能満載にしたいのならスマホ。ユーザーはそれを選べる。キャリアである携帯各社もそういう風にやればいいのに・・・と思うのですが?
02:07 PM | 固定リンク