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02/03/2014

バナナと

イギリスの動物園でサルの餌にバナナを禁止(CNN)。これは「人間用」の甘いバナナだとサルにあまり良い影響を与えないのでは、ということからであります。
・・・記事中では原種に近いバナナを提供できる業者がいなかったから、となってますが・・・。
日本などでは食用のバナナはほぼ一種となってます。が、東南アジアなんかだともっと多品種のバナナがあったはずなんですが・・・中にはあまり甘くないバナナも。そのままフルーツとして食うのではなく、主食として食べる、あるいは発酵させて「バナナ酒」にする用、なんてのもあったはずなんですが。

日本では一時期の「朝食にバナナを」というブーム?からバナナが定着した、という説があります。
もちろんそれ以前からバナナはあったんですが、勢いづいたのがあの騒動?なのかな、とか。
当然のことながらそれらはフルーツ用の甘いバナナなのですが。・・・前にも書きましたけど、現在栽培されているこういうバナナは実はほとんど一種(キャベンディッシュ種)で、しかもタネからではなく株分けによって増やしているので全世界のフルーツ用バナナは「全部同じ個体」という見方ができたりします。
そのため品質にブレがない、という利点もあるのですが・・・病気が一気に広まったりすると止めようがない、という不利な点もあったりします(実際に過去にそういった事例がありましたし)。

・・・それでも世界中で愛されているのは変わらんわけですが。でも「サルにバナナ」というのはどっかで出来上がったイメージのような気がするんですが・・・何か由来があるんでしょうか・・・? 例えばサルの生きる北限に近いニホンザルなんてバナナとはずっと無縁だったはずなんですが。

11:45 AM | 固定リンク