02/17/2014
二つほど 2/17
食べ物で二つほど。
一つ目。韓国で食事風景の生中継がブーム(CNN)・・・某素人でも参加可能な生放送かと思ったらそれなりに「プロ」している人の生放送のようですが。それでも稼げる、というのは一つの才能であります。
画像見る限りモニタに向かって食べてるようで。それがそのまま流される・・・。
食事風景というのはかなりパーソナルなものなわけで。食事、という行為そのものは生命維持に必要ですけど、そこへ「味」「見た目」「匂い」などが加わって非常に個人的な嗜好の強い行為、ということにもなります。その分、こういうのイヤな人はイヤだ、とそういうことでもあります。
日本の大食いタレントはその辺色々気をつけているそうで・・・見た目ほどカンタンな放送ではないと思われます。
・・・そう言えば「孤独のグルメ」というマンガ原作のドラマがあるのですが、これが中国で大人気だった、という話がありました。・・・理由はあっちでは「食事と言えば集団でするもの」という認識があって、中年男性が一人で店に入って独白しながら食う、というのは新鮮なんだそうであります。
韓国もどうも似たような事情のようですが。・・・日本ではそうでもないのはやはり早いうちから「一人で食べる」というのが定着してしまったからなんでしょうか・・・?
二つ目。フランスでハンバーガーの人気上昇中(CNN)。日本だと「ハンバーガー=軽めのファストフード」的な考えがありますが、本場のアメリカでは一品料理以上の存在感があったりします。・・・何せ大きさが尋常ではないですし、中身も豊富であります。
どっちかと言えばフランスもこの系統のようで。・・・フランス料理に限らずやはり庶民的な料理というのはやはり「量」がモノを言うような気がします。
さらに、食習慣の変化もあるようで。
どこでも、と言うわけではありませんがヨーロッパの国には「食事時間を長く取る」というところがよくあったりします。あるいは「一日三回」が通用しない国とか。・・・スペインでは「一日五回」という話があります。朝・昼・晩のそれぞれの間に「軽食」をとる習慣があるんだそうで。そのため生徒の親はそれ用の食事・・・つまり「早弁用」を用意しておくんだとか。そうなると時間がどんどんズレていくのでスペインの晩ごはんは非常に遅い、ということになりますが。
フランスもそういうなかなかに食事にかける時間の長い国ですが・・・世情の流れと言いますか、そこまで時間かけられなくなってきてる、とのことで。そのため手軽に食べられるハンバーガーが人気ではないか、と。
食習慣てのは文化ですから早々変わるもんでもないんですが・・・それでも少しずつ変化していく、というのはどこも同じなのかも知れません。
10:59 AM | 固定リンク