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01/24/2014

普及・・・するのかどうか

「電子レシート」明細を瞬時にデータ化(Yahoo!:マイナビニュース)。お買い物をすると、その「明細データ」を「電子レシートセンター」に瞬時に送信、その後スマホでデータを取り出して管理アプリで簡単に家計簿を管理・・・という流れなんですが。
実際ペーパーレスというのは各方面で進んでいる「流れ」ではあります。
レシート、というのはスーパーでもコンビニでも買い物のたびにもらえる「明細書」なんですが、人によってはほとんど不要のものであり、たしかに「ゴミ」となってしまうものであります(本当に必要としているのはやはり主婦とかきちんと家計簿つけてるような人たちだけなんでしょうか・・・)。そういう観点からも「ペーパーレス」にするのはいいことなのかも知れませんが・・・。
国民全員がスマホ持ってるわけでなし。アプリをガラケーでも使えるように改良しても一体どれだけの人がソレを利用するか、となると・・・?

仮に何らかの「電子変換可能」なナニカを国民のほとんどが持っている、という状況なら分からんでもないですが。それでも「紙のレシート」にこだわる人は多数存在し続けるかと思われます。
それならあらかじめメアドを登録しておいて、そのメアドに送信します、というクレジットカード会社の「ペーパーレス」のやり方の方がまだマシかも知れません。あ、でもそうなると事前に「レシートいりません」と自己申告しなければならないわけで、そうなるとまた手続きが面倒なことになりそうな・・・。
いっそのこと「マイナンバー制」を進めてもらってそこへ便乗、とかそういうことの方が・・・いいんでしょうかね?

さらに、大規模になると恐らく出てくるのが「ビッグデータ」問題ではないか、と。
これは最近JRであった「申告ナシにICカードのデータの一部を有料で他社に販売する」問題と似たようなものであります。レシートのデータが蓄積される、となるとスーパーなりコンビニなりを運営する会社だけではなく、他の分野でもかなり欲しがるビッグデータとなることは間違いないわけで。・・・合法的?に利用しよう、というだけではなくクラッキングしてでも盗もう、とかそういうことになりかねないような。

まあ、そういう心配事はもちろんあるんですが。
・・・しかし何かでレシートの現物が必要、となったらどうするんだろう・・・いや、「購入履歴」はばっちり残ってますからその辺からどうにかできるかも知れませんが。いずれにしても今年中に、いや来年中に、とかそうカンタンにはいかない技術なような気がするのですが。

02:08 AM | 固定リンク