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12/20/2013

PCは消耗品

なぜXPを使い続けてはダメなのか(Yahoo!:マイナビニュース)・・・来年4月にサポート期間が終了するウィンドウズXPですが。「サポート期間が終了する」というのはOS自体の新たなアップデートやセキュリティ更新がなくなる、ということであってXPの存在そのものが消えてなくなる、というわけではありません。
使おうと思えば4月以降でも使うことは可能であります(一部には5/1になった瞬間に自動的にXPは使えなくなる、と思ってる人もいるみたいですが)。

ただ・・・安全面から言えば危険は増す、ということでもあります。
ウィンドウズに限らず「OS(オペレーションシステム)」というのはPCの根幹のプログラムであり、これをどうにかされちまうとPC全体がヤバくなるもんであります。そしてその手の犯罪は正に日進月歩。一ヶ月とか二ヶ月ではなく、数日単位、場合によっては数時間で情勢が大きく変化していくことになります。
アップデートが多いからと言って「ウィンドウズは未完成のまま売り出してユーザーによるテストをしてるんだ」というのはあながち間違いでもないんですが(実際そういう側面もありますし)メーカー側としても予測できないような事態があって、それに柔軟に対応するには頻繁にアップデートするしかない、というのも現状だったりします。
防御するには相手の攻撃の特性を見極めないといけません。が、その防御手段が一世代前の古いものしかなかったら・・・ちょっと例えが極端ですが撃ち込まれてくるミサイル相手に「皮の盾で十分」とか言ってるようなもんで、状況によってはお話にならない場合もあるわけです。
そのためマイクロソフトは頻繁に新OSを公開。・・・ちょっと頻繁すぎる気もしますが。

これに対応するには二つ。OSをグレードアップするか・・・それとも回線切るか。つまりネットに繋がってないスタンドアローンなら別に古くても「一応」は問題ない、ということになります。
いわゆる「脅威」というのはネットからの攻撃がほとんどだからであります。・・・もちろん新規に何かのファイルから、ということもあり得ますが。それに大抵の場合(特にXPの場合は)立ち上げると同時に「ネット繋げ」「アップデートが古い」とか文句言ってくるので、それがウザい、という障害?はありますけども。
それでもOS新しくすると動かなくなったり動作が不安定になるプログラムとかアプリケーションとかも多いので・・・回線切ったXP機を残しておいて、別に新OS機を導入・・・というのも一つの手かと思われます。もちろん財布やスペースと相談の上、ということになりますが。

一番いけないのは「何もしない」ということでしょうか。賞味期限の切れた食材をそのまま使い続けるようなもので、誰も責任取ってくれません。それで人生上最大級の「脅威」におびやかされることになっても、自分でどうにかしないといけなくなります。実は結構おおごとだったりします。
それに・・・日本の場合は4月から消費税アップします。いくら最近は安くなった、とは言えまだまだ大きな買い物には変わらんわけですPC。備えは早めにしておくに越したことはない、と思うのですが・・・多分かなりの台数XP機が4月以降も残ることになるんだろうなあ・・・。

05:06 AM | 固定リンク