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11/18/2013
あ た り ま え だ
「燃料足りなくなる可能性があるから乗客45人は乗れません」・・・乗客激怒(MSN:サーチナ)、当たり前であります。
これは中国の上海浦東空港で、上海からモルディブへ向かう機体。現地時間15日午前7時15分離陸予定でしたが、天候が良くなく燃料が足りなくなるかも・・・ということで運航会社のメガ・モルディブがそういう発表を行った・・・ということであります。中には午前4時から待ってた客もいたそうなんですが、あぶれれば他の飛行機探したりする他ないわけであります。
これはいわゆるLCC(ローコストキャリア)のようなんですが。
恐らくはかなり安い運賃だったと思われます。・・・実際、日本の場合は国内線でも日航か全日空関係の会社ばかりですがヨーロッパからアジアとなるとこれはかなりの数の運航会社が入り乱れております。もちろんLCCの運航が増えた、ということもあるのでしょうけど。
それぞれに特色があるようなので、例えば貧乏旅行したい、という時にはLCCを使う、というのは当然の選択肢なわけで。それはそれでそれぞれの考え次第なのでしょうけど・・・。
ここまでやっちゃあなあ、と。
これが何らかのミスで燃料が少なくなるから泣く泣く45人を乗せない方向で・・・というのならまだ話は分かりますが。それなら代替の機体なり特例の払い戻しなり、さすがにそういうことやりそうですが・・・なんか↑記事読む限りではそういうアクションはないようであります。
燃料が足りないかも知れない、ということは明らかに残量を計算していないか無理なプランか、あるいはぎりぎりしか入れてないか、ということになるわけです。・・・そんな危ない飛行機、さすがに運航しても良いものなのかどうか。
これが機内設備が一部動かない(トイレが使えないとか)座席は固定、とかそういう話ならまだ別なんですが・・・こと燃料となるとこれは場合によっては大惨事に直結するわけです。
やってはいけない安全基準の最たるもんを軽視した、というように見えるわけです。
それでも今後この運航会社は何事もなかったように運航を続けるものと思われます。大きな事故とか起きれば変わるのでしょうけど・・・宇宙の事故は「人災」のみ、と言われますが航空機の事故も地上に比べれば「人災」が多く含まれると思われますが・・・。
その割合を増やしてどうする、と。安全てのは最重要課題だと思うのですが・・・そういう風には思わない、ということなんでしょうか・・・。
02:08 AM | 固定リンク