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11/07/2013

水差しまくり

優勝セールで「不当表示」楽天市場の一部店舗、大幅割引見せかけ(Yahoo!:時事)。・・・楽天イーグルスが日本一となり、その「優勝セール」ということで楽天市場で星野監督の背番号にちなんで「77%引きセール」を開催。
もちろん全商品というわけではなく、当然ですが期間限定。
しかし一部店舗で「元の値段」を吊り上げておいて「割引」という・・・何をやっているんだか分からん行為がありました。

楽天市場というのはネット上の「仮想市場」であります。実際に店舗は存在していませんが、商取引はできる。つまりはマンションの一室で営業していてもネットを介して色んな人と売買ができる、というシステムであります。
当然初期投資が安くなるので(商品によってはほとんどゼロ)その分価格を下げることも可能。さらにフットワークが軽くなるので多方面へ進出しやすくなります。例えばサイドビジネスとか儲けはそれほど考えていない、とか。実在の店舗ではちょっと考えられないこともできたりするわけです。
「楽天市場」はそのさきがけみたいなもので。お金の収受システム統一とかクレジットカードとか。個人でネットショップやるより手軽に出店できるようになってます(もちろん無料ではないですけど)。

・・・手軽すぎる、というのが問題になったりしましたが。
設立が容易、ということは敷居が下がる、ということでもあります。最近はさすがに少なくなってるかと思いますが、ろくな知識もなく適当な商品売ってみたり。値段設定が明らかにおかしい、とか。しかし時間が経つとそういった店舗は淘汰されていくだろう、と思っておったんですが。
やっぱりまだ存在しているようで。なかなかこういうのはなくならないもんなんですな。

同時にちょっと気になったのは・・・「77%引きセール」って割り引いた分はどうなるんだろうか、と。
楽天市場は個々の店舗が並んでる、つまりは商店街なわけです。商店街統一セール、というのをよく聞きますが(町おこしとか)その時に問題になるのが「割り引いた分」であります。各店舗に負担してもらう、という方法は小さな商店街ならありそうですが・・・巨大な商店街の場合はどうするんだろうか、と。
商店街の方である程度資金をプールしておいて割り引いた分の補填に使う、という方法もあるわけです。
今回は楽天イーグルス優勝セール、ということで・・・割り引いた分の補填、楽天が負担するとかそういう話だったのかなあ、とか思ってたんですが。それとも各店舗の負担、ということだったのかそれとも手数料を安くするとかそういう話だったのか・・・。
もし各店舗で負担、ということなら↑こういう行為は必ず起きるわけで。・・・そういうとこによっても今後が違ってくると思うのですが。

03:20 PM | 固定リンク