« どこ産か | トップページ | 二つほど 10/9 »
10/08/2013
一つの文化
今後も減り続けるかどうかは別ですが・・・それにしても。
天然トラフグ、迫る枯渇(Yahoo!:読売)。記事は山口県下関市の南風泊(はえどまり)市場の取り扱い量ですが、他の地域でも同様なレベルでは、と。1990年代以降減ってきていてそのラインで推移している・・・。
それ以降でも漁獲量や取り扱い量が増えている魚介類というのもあるのでは・・・という希望的観測もあるにはあるのですが。それでもほとんどの海産物はこういうのが現状なのかも知れません。
トラフグは養殖もされています。
しかし「養殖物」と「天然物」があれば「天然物」の方が人気が高くなるものではあります。特に山口県は下関市は天然トラフグの産地であります。・・・やはり「天然物」にこだわってしまう傾向はあるかと。
が、それでは「資源」としてのトラフグはどうなるんだろう・・・。
禁漁期、というのは一つの手段であります。それぞれの魚種に合った「禁漁期」というのを設置してみて・・・様子見で何年か、というのもアリかと・・・その結果からまた判断する、ということも可能なわけです。現状が「大幅に減少」ではなく「推移」なんであまりそういう話にはならないのかも知れませんが。
自然のものなので良い時もあれば悪い時もある、今は・・・ということなのかも知れませんが(たしかにそういう意味で「不漁」になる魚種もありますが)。
それでも「一文化」としてのフグ食を残す、という意味合いでもなんらかの具体的な手段をとって欲しいとこなんですが・・・どうなんでしょうか・・・。
12:17 AM | 固定リンク