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10/25/2013
そうかなあ?
そんなにきっちり定着してるんですかねえ・・・?
日本でも定着しつつある「ハロウィン」(Yahoo!:毎日) 記事中では「八百万の神」による異文化との親和性、というように指摘していますが。あるいはクリスマスやバレンタインやボジョレ・ヌーボーを宗教的背景なしに楽しむ文化がある、というような記事もあったりしますが・・・。
そんなの関係なくただイベントで儲かるかどうか、ということだけだと個人的には思ってます。
「儲かる」と言うとやや語弊があるかも知れませんが。こういう舶来のイベントというのは、こうやって盛り上がったらお客さん増えるんじゃないか、という一種の目論見?のもとに作られてきたんではないか、とそういうことであります。
一例として。恵方巻というのがあります(これは舶来じゃありませんが)。
これは元々関西で「太巻き一本を縁起のいい方角向いて無言で食べる」という節分の行事みたいなもので、それほどメジャーではなかったんですが・・・某コンビニの戦略?により全国化。なんとなく定着してきてます。そりゃ全国展開できる企業がこういうことやれば定着もしやすくなりますし。・・・バレンタインもその好例と言うこともできます。
そしてこういうのは「分かりやすい要素」が重要なわけで。恵方巻なら「太巻き」バレンタインなら「チョコ」といった具合に。・・・しかしハロウィンにはそれがない。
ジャックオーランタンはあくまでもキャラクターですし(しかもクリスマスのサンタほどに善良?でもない)。大きなカボチャもあれは食用ではありませんし・・・一般家庭で生育できるもんでもありません。そもそもはキリスト教の宗教行事ですから日本に馴染みもない。
それでもなんとかして定着させよう、という動きはあるわけで。でもなんだかことごとく空回りしてるような印象で。クリスマスも時間をかけて日本に定着はしましたが、ハロウィンはどうなんだろう・・・というのが正直なとこであります。本場でだって「トリックオアトリート?」なんて最近は子供たちが近所回ったりしてるんだろうか、とか。安全性の面からどうなんだろう・・・と思うんですが、これを日本で無理やりやって、それは・・・どうなんだろう、と。
これが遊園地やテーマパークで、というのならまだ分かるんですが。なんか・・・無理に取り入れようとしてるような気がしてならんわけです。そんなに無理に定着させてもなあ、と。定着させてきた行事、というのはたしかにあるもんなんですが、ハロウィンてそこまで行けるんかな、と。
・・・まあ、それでも何らかの方策で国民的イベントに・・・というのは可能なわけです。5年くらいしたらホントウに当たり前に定着してるかも知れませんし。ただ・・・現行ではなんかそんなことになるんかな、と。楽しければそれでいいのですが、↑こんな風に「定着してる定着してるったら」と言われるとアマノジャクは、ちと、反対意見を述べてみたくなるのです・・・。
06:34 AM | 固定リンク