10/14/2013
「クーデター起こす」
そんな報道?もありましたが。
小学校でLINE氾濫、規制不可能?(Yahoo!:産経) 「主戦場は小学4年」というのはたしかに納得ではあります。集団での行動から個人での行動が増えてくる。最近は何かと物騒ですから子供に携帯を持たせる。でもスマホの方が色々できる・・・ということでスマホに。そして色々なモノを試すようになる・・・。
この辺までは別に問題はない、のかも知れません。
LINEは特定の相手同士のコミュニケーションツールであります。一種の「閉鎖性」があり・・・例えばツイッターやフェイスブックだとここまで「閉鎖」できません。例のバカ投稿もこの辺を勘違いしてたと思われますが・・・友達や知り合いのみの内輪話みたいなことがスマホ上でできます。
しかも投稿も難しいわけではなく。「スタンプ」と呼ばれるかわいらしいマークやキャラクターなんかもあってとっつきやすい。前にニュースでやってたのはこの「スタンプ」だけで会話する、とかそんな人もいるとか。文字ではなくてもある程度の意思を伝えることもできるわけです。
・・・その分、ストレートに伝わることも多く。当たり前ですが物理的に目の前に相手がいないわけで。こういう状況では感情のブレーキが効かなくなることもしばしば。言葉で直接伝える場合は表情や仕草も利用できますが、そんなことできないわけです。ちょっとした行き違いからこじれることもあります。
そして、教室内でひそひそ噂話してるのとはちょっと違って、いくら閉鎖性があっても完全独立してるわけではないので何かの拍子に悪口やデマがひょい、と広がってしまうこともあります。
ストレートな感情がそのままぶつかってくることもある・・・。
大人ならともかく、未熟な子供というのは未熟ゆえの残酷な一面も持ちます。そして大人なら知ってるかわし方も知らない。そこで規制しよう、という動きが出てくるのは仕方ないことなのですが・・・。
所詮は「道具」なので使い方を間違えなければよい、というのが基本だと思われます。それにはまず「知る」ことだと思うのですが。・・・過去にもこういった「悪影響を与えるモノ」ということで規制されてきたモノ、というのは多数あります。マンガとかゲームなんてのはそういった規制と長く戦ってきた(戦っている?)わけですが・・・その延長線上にある、と言うとちょっと違ってくるかも知れませんが、それでも方向性は似ているのでは、と。
有害そうだから全部ダメ、というのでは結局今までと変わらない。でも↑記事にあるように「子供に判断させて・・・」というのもなんか違うような。最低限の方向性を大人が示してそこから判断、ということなんではないかと思われますが。
・・・でも例えば何らかの方策でこの問題が落ち着いてもまた何か似たようなもんが出てきそうな気もするのですが・・・。
02:26 PM | 固定リンク