« 二つほど 9/12 | トップページ | こちらも値上げ »
09/13/2013
だから問題ないってわけでもなく
福島風刺のフランス誌編集長「日本とはユーモアの感覚が違う」(Yahoo!:AFP=時事) 「ユーモアを表現しているからといって、被災者の皆さんを侮辱していることにはならない。ここ(フランス)では、悲劇に対してはユーモアを持って立ち向かうものだが、どうやら日本ではそうではないようだ」(「」内元記事より引用)とも語っていますが・・・。
以前の川島選手への揶揄もそうですが。どうも放射性物質に触れるとニンゲンの体が変質してしまう、というお考えをお持ちのようで。その辺の「勘違い」「心得違い」「無知」から直すべきなんじゃないんですかね。たしかに放射線を帯びると遺伝子への影響が出ることもあります。しかしそれは今ではなく数代後のことですし、何より100%そうなるわけではありません。
ユーモアの定義は国や人によって様々ですが、無知から来るコドモじみたユーモアもどきというのは長く愛されるものではなく・・・一過性の「ふーん」で終わるものであります。年端のいかない子供がその場の思いつきからくる下ネタを好むように。まあ、新聞の風刺画ですからそれでいいのかも知れませんけど。でも過去にも問題になった風刺画がなかったわけでありませんし。いずれにせよ・・・品がない。
悲劇に対してユーモア、というのは物の言い様にしか聞こえません。それはユーモアではなく嘲笑に値するかと。国によって解釈が違うことは分かりますが、一般的なフランス人は本当にこれを見てニヤリとし、「これでフクシマは良い方向へ進むだろう」と思えるもんなんでしょうか・・・?
実際、福島第一原発のタンクから汚染水が漏れ、外洋へ達している可能性がある(Yahoo!:朝日新聞デジタル)のは事実です。それによって様々な憶測が流れています。安倍首相の「コントロールできている」発言に陰りが見えているのも事実です。
・・・そこは直視しないといけないことであります。が・・・外国の新聞の風刺画でおもしろおかしく描いていいもんでもありません。
別ソースによると風刺画の作者は日本ファンなんだとか。何度も日本へ行っている・・・となってましたが・・・その割にはこの批判を予想できなかったようで。まあ、外国人がその国のことを100%理解できるわけではないのですが(日本人も含めて)もうちっとなんとかならんかったんですかね。
これじゃツイッターにバカな投稿してた連中とあんまし変わらん程度だと思うのですが。そんなもんなんですかね。
02:15 PM | 固定リンク